ムーアの法則に従ってパソコンが進化する時代はゼロ年代でおしまいのようだけど、電気シェーバーの刃の枚数は着実に増やしつつあり、現在24枚刃まできている。どこまで増えるかが気になる。 気になるといえば、インフルエンザの流行で、セカンドライフに注目が集まっているらしい。就職活動をセカンドライフで、みたいなのが再び復活の傾向とか。
今日発売の「ユリイカ2009年4月臨時増刊号 総特集=坂本龍一」に「九〇年代の坂本龍一 またはGEISHA GIRLSは如何に戦いそして敗れたのか」というテーマで原稿を書いてます。 ユリイカ2009年4月臨時増刊号 総特集=坂本龍一 SKMT 作者: 見城徹,大貫妙子,友部正人,元ちとせ,Shing02,大谷能生,しりあがり寿出版社/メーカー: 青土社発売日: 2009/04/13メディア: ムック購入: 6人 クリック: 28回この商品を含むブログ (40件) を見るこの原稿では触れてないけど、僕が坂本龍一の作品の中で最も好きなのは『Ballet Mécanique』。最初に同曲をリアルタイムで岡田有希子の『wnder trip lover』として知り、のちに中谷美紀『クロニック・ラブ』に触れ、実は最後に聞いたのが『未来派野郎』に収録されていたバージョン。 あと、今回あらためて聴いたけど
エグザイルの今回の増員は第一期でしかなく、今後は劇団エグザイルの常設化を見込んだ大増員も待っている。 そして、さらなる第三期の大型増員として、国の雇用対策を兼ねた増員計画を提案したいところ。 この不況下の雇用不安は、派遣切り程度ではおさまらず、今後も拡大するのは間違いない。まずは雇用対策として、エグザイルの国有化を進め、プレカリアート層をまとめてエグザイルのメンバーに加入させるという、ワークシェアリングの観点からも正しい政策を展開すべきである。 エグザイルの昨年のCDの総売上は約108億円。仮に10パーセントがメンバーの取り分としても10億。さらに、「月刊エグザイル」やDVD、ライブ、有料ファンサイトの収益を入れると、その数倍にはなる。 雇用対策資金としては心許ないが、経営の多角化こそが単なるセイフティネットではないこの政策の肝だ。 媒体も月刊誌だけでなく、「週刊エグザイル」「週刊少年エグ
今日からしばらく、上記イベントに関連して、1997年、1998年の音楽を棚からひとつかみで取り上げていく。 1997年、フォルダーの『パラシューター』。 超名曲なのはともかく、三浦大知君のボーカルがすごい。 1分27秒「今宵こそSoシュールなポーズで、君の屋根に降りてくよ」 2分49秒「宝物にしてみせるさ世界で一番好きな君の笑顔」 のソロの部分はすごいグッとくる。 これがデビュー曲だけど、リリース当時はまだ9歳かな? ジャクソン5で『I Want You Back』(Folderもこの曲を日本語カバーしている)を歌ったときのマイケルが11歳だから、さらに2歳も若い。 そして、あれからはや12年。その三浦大知君の新曲が昨日発売されたばかりだった。Krevaとの掛け合い。現在21歳。MJで言えば、『オフ・ザ・ウォール』の年齢か。 Your Love feat.KREVA アーティスト: 三浦大
オールアバウトに、自己啓発書を小説にアレンジした水野敬也のベストセラー『夢をかなえる象』と拙著『自分探しが止まらない』を併読するという記事が載っている。 『夢をかなえるゾウ』と自己啓発本の世界(All About) ほぼ同世代の著者が書き、全く異なる読後感を与える2冊。併読すると、既存の自己啓発本のベストセラーの概要が何となくつかめるし、自己啓発本がどんな風に書かれているかわかる。 両方読んでいるという人は、ほとんどいないだろうから、なかなか出てこない視点。『夢をかなえる象』は130万部突破。僕の本の130倍売れている。 ちなみにこのオールアバウトの記事を書いてるブックレビューライターの石井千湖さんも1973年生まれで同年代か。 夢をかなえるゾウ 作者: 水野敬也出版社/メーカー: 飛鳥新社発売日: 2007/08/11メディア: 単行本購入: 80人 クリック: 1,301回この商品を含
東浩紀さんとのトークショーをやることになりました。(*追記。すでに予約いっぱいになったそうです。ありがとうございました) 「ライトノベル的 VS ケータイ小説的」 ■2008年9月5日(金) 19:00〜 会 場:新宿三越アルコット8F「ジュンク堂書店 喫茶コーナー」 参加費:1000円(ワンドリンク代込み) 定 員:40名(定員になり次第〆切になります) http://www.junkudo.co.jp/top-shinjyuku-event.html 申込み:ジュンク堂書店新宿店7Fカウンターにて またはお電話でのご予約も承ります。(TEL 03-5363-1300) ゼロ年代の文芸を語る上での重大トピックスといえば、ライトノベルとケータイ小説の台頭をあげることができるでしょう。まったく正反対に見えるこの二つのジャンルですが、ある共通点があります。それは、「ファスト風土」と呼ばれる、現
6月9日に発売される僕の本の表紙がAmazonにアップされたので告知。 ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち 作者: 速水健朗出版社/メーカー: 原書房発売日: 2008/06/09メディア: 単行本購入: 25人 クリック: 781回この商品を含むブログ (213件) を見る 目次の見出し一覧はこちらにアップしました→『『ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち』目次』 こちらでも少し取りあげているように、ケータイ小説論であり、郊外論であり、携帯電話を巡るメディア論であり、浜崎あゆみ論であり、そしてかなりヤンキー論です。 当社比ですが、僕の書いたものの中では一番おもしろいです*1-*2。でもほんと、一度くらいは増刷がかかる本を出さないと、次につながるチャンスも失われていきそうです。 「買わねーよ」という人も、ぜひブクマくらいはどうぞ夜露死苦! http://d.h
自著『自分探しが止まらない (SB新書)』に関して、こんな指摘を受けたので、解答。 また、本書全体を通して感じるのは、著者の"カッコつけ"的な姿勢だ。 まるで甲子園(国立)を目指して練習に励む野球(サッカー)部員を嘲う帰宅部ヤンキーのような、本当は自分も何かに熱中したいのに、その対象を見つけられず、頑張っている人を茶化す事でしか自分の存在意義を示せないような…。 あとがきにもそのような記述がある。 僕の場合は運が良かったから職にありつけているだけだ。 頑張ったからではないのか? 汗水たらして努力したからこそ、今の著者があるのではないのか? しかし、そのように書かざる得ない気持ちも分かる気がする。 "頑張って努力すれば、夢はきっとかなう"的な事を書いてしまうと、本書の中で散々嘲った"自己啓発本"になってしまう。 そういう意味で、本書の落とし所は大変難しい。 "海外行ったて、何も変わらない!現
下で話題になっている http://d.hatena.ne.jp/guri_2/20080109/1199875970 http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080111/1200020891 http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20080112/1200101006 http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20080112/p1 “ポジティブ教”についてだけど、y_arim氏が唱える、 あのような文章はある程度以上に恵まれた層、自分はダメだなあもっと頑張ろうと思える余裕のある層のあいだで流通し消費されるアイテムに見える。 とは僕はまったく逆の意見で、基本的にはあの手の自己啓発に群がる人たちのメンタリティは、自分も努力次第で成功できるという甘い幻想だけ抱き、何もしない人たち特有のものだと思う。 手を変え品を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く