ソフトウエア・エンジニアリングのリーダーの一人、エド・ヨードンは1992年に、『Decline and Fall of the American Programmer 』を著し、米国のソフトウエア産業の衰退と挫折を警告した。この本を出す少し前まで、彼は「この国が危ない(A Nation at Risk)」というタイトルで講演行脚をしており、同書はそれをまとめたものである。 この本の中で、ヨードンは日本をソフトウエア開発における優等生の一人として挙げ、インドの飛躍を予見している。本が書かれた時点では、インドのIT産業はまだ黎明(れいめい)期にあったが、彼の予想通り、現在は英語圏で質の高いソフトウエア開発力が得られる国として、欧米から頼られる存在になり、IT立国を目指す他のアジア諸国からお手本と見なされるまでになった。 「この国が危ない」というヨードンの警告に触発されたのか、米国上院の「米国の
「text-indent:-9999px;」や「display:none;」でテキストをウィンドウ外に飛ばしたり非表示にして、代わりに背景画像を表示させる手法を「画像置換(Image Replacement)」というが、これには重大な欠陥があって、最近では使用が推奨されていない。 h5{ width:150px; height:50px; background:url('ir_test.gif') no-repeat; text-indent:-9999px; } <h5>SITE TITLE</h5> h5{ width:150px; height:50px; background:url('ir_test.gif') no-repeat; } h5 span{ display:none; } <h5><span>SITE TITLE</span></h5> 上記のようなCSSだと「CS
非テキストプログラミングとLLの次 LILYというプログラミング環境の紹介ビデオをみて、考えが少し進んだ。 1. 視覚的プログラミングの目的設定は、プログラミングを簡単にすることというよりは、 多人数同時プログラミングをすることに置いたほうが良い可能性があるな、ということ。 2. リンクとノードを使った視覚的プログラミングは、 極めて限られたDSLにしかなり得ないだろうということ。 3. 視覚的プログラミングの研究で得られたアイデアは、 独自の開発環境ではなく、テキストエディタや、テキストを使う言語処理系の 仕様に反映していくのが良いだろうということ。 4. LLの次に必要なのは視覚的プログラミングではなく、 共同作業や非同期的変更を前提として設計された、 テキストベースの、不定・動的・非同期プログラミング環境だろうということ。 5. 上記のような環境ができて初めて、関数型言語が花開くかも
前回さくらiDCに移転し始めた、ということを書いたのですが、あれから一ヶ月ちょっとが経過しましてその後も順調に iDC への移転が進んでいます。すでにラックもいくつか借りて、サーバーも数十台がさくら iDC で稼動しています。回線がこれまでよりも高速なバックボーンに接続されつつ、帯域幅も大きくなったことから、移転したサービスによってはこれまでよりもパフォーマンスが出ているサービスもあります。うち比較的大きなデータを扱うフォトライフも移転を完了していますが、おかげさまで画像の読み出しがかなり速くなったのが体感できるぐらいスループットが向上しました。 既存サービスを移転するにあたって、どういった構成でそれを行っているかをちょっと紹介してみようと思います。 移転当初は、既存のはてなのサービスとはあまり関係していないサーバー群から手を付けました。例えば広告のシステムといった、はてなのデータベースを
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