ブヌコボ空港の地図 【モスクワ=副島英樹】モスクワ南西部のブヌコボ空港で29日午後4時半(日本時間同9時半)ごろ、ロシアの航空会社「レッド・ウイングス」の旅客機ツポレフ204が着陸に失敗、滑走路から近くの幹線道路に飛び出し、火を噴いて大きく破損した。 インタファクス通信が当局者の情報として伝えたところでは、機内には8人の乗員がおり、うち2人が死亡、6人が救助された。5人が負傷しているとの情報もある。 ロシアの地元メディアによると「レッド・ウイングス」は、ロシア国内や欧州各国向けのチャーター便を専門としていたが、今年に入って、ロシア国内の定期便の運航も始めたという。