ボンバルディア社製の日本航空機のエンジンに火災の痕跡があったトラブルで、運航していたジェイエアが同型の9機を点検したところ、3機のエンジンでもトラブル機と同様に燃料配管にナットの緩みが見つかった。国土交通省への取材で7日わかった。 国交省によると、問題が見つかったのはボンバルディアCL―600―2B19型機。3機とも燃料漏れはなく、緩んだナットを規定通り締め直し、安全上の問題はなかったという。同型機4機を運航するアイベックスエアラインズでは、異常はなかった。 運輸安全委員会の調査で、トラブル機では燃料配管のナットが緩み、燃料が漏れたことがわかっている。国交省が6日、ジェイエアとアイベックスに同型機の点検を指示していた。 関連リンク燃料漏れ原因か ボンバル機火災痕(6/7)ボンバル機の緊急点検を指示 国交省、火災トラブルで(5/7)