（もんじゅ君のエネルギーさんぽ）間伐材からバイオマス：朝日新聞デジタル
■心もとないふくいち君の台風対策 こんにちは。もんじゅ君です。台風はもうこりごりだと思っていたらすぐまた２７号、２８号がやってきておののいていますだよ。どうか全国で被害が出ませんように。 ふくいち君では２６号の台風で大雨対策が不十分なことが露呈しちゃったけれど、けっきょく根本的な解決策はみあたらないみたい。雨がふると汚染水タンクのまわりにある堰（せき）の水がすぐあふれそうになっちゃうの。それを移すのにことし４月に水漏れがわかって使用をとりやめていた地下貯水槽もふたたび使うことにしたんだって。■北海道でメガバイオマスの建設へ さて、きょうは北海道の紋別市で５０メガワットのバイオマス発電がはじまるおはなし。 住友林業と住友共同電力がいっしょに、バイオマスで発電する「紋別バイオマス発電」、その燃料である木質チップをつくる「オホーツクバイオエナジー」のふたつの会社をつくることを発表したの。発電所の
トンネルより深刻…急増する老朽インフラの実態と巨額コスト
中央自動車道上り線・笹子トンネルの天井崩落事故は、9人の死亡者を出す大惨事となった。「天井板を支えるつり金具を固定していたボルトが、地下水により腐食した。古くなり振動で緩んだ等の原因で抜け落ちた可能性が高い」（トンネル設計の専門家）とみられており、国土交通省は高速道路6社に対し、つり天井式トンネルの緊急点検を指示した。しかし、同じような天井式のトンネルは全国の高速道路で40本、国道で9本もあり、一斉点検は容易なことではない。 特に笹子トンネルは、今年9月の詳細点検で異常がないとされていたが、事故の原因とみられるトンネル最頂部は、目視のみで打音点検は行われていなかった。その一方、「4年前の関門トンネルの天井取り換え工事では、つり金具の変形や破損がいくつも発見されていた」ことも明らかになっており、点検に瑕疵がなかったかも問われる。いずれにしても、過去に例を見ない今回の事故は、「高度成長期に急ご
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