日本はやはり地震国。九州を襲った「震度7」に再び思い知らされた。福島第一原発事故のそもそもの原因は、地震である。その原点に立ち戻り、原発の安全対策の在り方を再点検するべきだ。
![東京新聞:地震と原発 やっぱり原点に戻ろう:社説・コラム(TOKYO Web)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f79bb170fb72420cffe0e16be9bba5636a73d9b8/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.tokyo-np.co.jp%2Fimg%2Flogo_social.png)
日本はやはり地震国。九州を襲った「震度7」に再び思い知らされた。福島第一原発事故のそもそもの原因は、地震である。その原点に立ち戻り、原発の安全対策の在り方を再点検するべきだ。
原子力防災担当相を兼務している丸川珠代環境相は16日午前11時半からの政府の地震非常災害対策本部会議で、稼働中の九州電力川内原発(鹿児島県)について、「原子力規制委員会において停止させる必要はないと判断されている」と報告した。 丸川氏は「今回の地震で川内原発において観測された地震動は最大で12・6ガルとなっている。これに対し、原子炉運転中に自動停止させる設定値は80~260ガルに設定されている。さらに同発電所は新規制基準への適合性審査で620ガルの地震動を受けたとしても、安全上重要な機能は確保されることを確認している」と述べた。
【テヘラン=北川学】米地質調査所によると、パキスタン国境に近いイラン南東部シスタンバルチスタン州で16日午後(日本時間同日夜)、マグニチュード(M)7・8の地震があった。震源の深さは約82キロ。ロイター通信はイラン政府の話として、死者が数百人規模にのぼると伝えた。同政府が被害状況の確認を急いでいる。 イラン国営テレビによると、震源は山岳地帯。通信が途絶した村もあるという。揺れはペルシャ湾岸諸国でも感じられた。ロイター通信によると、同国南部のブシェール原発には被害が出ていないという。 イランでは9日、南部ブシェール州でM6・3の地震があり、37人が死亡したばかり。2003年には南東部バムで約3万人が死亡する地震もあった。 関連記事〈ロイター〉イランでM8の大きな地震=米地質調査所(4/16)〈ロイター〉イラン原発近郊の地震で37人死亡、壊滅状態の村も(4/10)大規模地震、最大で死者31
13日午前5時33分ごろ、兵庫県の淡路島付近を震源とする地震があり、兵庫県淡路市で震度6弱を観測した。 ◇ 四国電力広報部によると、管内で停電の情報はない。管内にある伊方原発(愛媛県伊方町)3基と11基の火力発電所で異常があったという情報もないという。 関西電力広報室によると、管内にある原発11基(いずれも福井県)と、火力発電所31基に異常はない。停電の情報も入っていないという。 ◇ 大阪ガス広報によると設備に異状はなく、ガス漏れも起きていない。ただ、地震の揺れを感知して、安全のためにガスを止めるマイコンメーターの遮断が震度5以上の地域で作動している可能性がある。 ガスの供給が止まった場合の復旧方法はメーターに書いてある。または、同社HP(http://home.osakagas.co.jp/support/use/point/po_02.html)。 ◇
原子力規制委員会によると、兵庫県・淡路島付近を震源とする地震で、国内で唯一稼働している関西電力大飯原発3、4号機(福井県)など原子力施設に異常はないという。 規制委によると、大飯原発では震度3を記録したが、原子炉の状態に異常はみられず、運転を続けている。福井県内の関電高浜原発、日本原子力発電敦賀原発、日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉もんじゅでも異常はない。大阪府熊取町の京都大学原子炉実験所(停止中)では震度4を観測したが、異常は見つかっていないという。 関連リンク地震情報交通・地震・災害情報は携帯でも。「朝日ライフラインNEWS」交通情報神戸・大阪など震度4 各地の震度(4/13)伊方原発に異常なし、関電管内停電なし 淡路で震度6弱(4/13)淡路で震度6弱 津波被害なし 10人以上けが(4/13)
イラン南部の町で9日、地震によって崩壊した建物のそばに座り込む女性=AP イラン南部ブシェール州で9日にあったマグニチュード(M)6・3の地震で、同州知事は同日夜、37人が死亡、850人が負傷したと国営テレビに述べた。約700戸の住宅が被災したという。 一方、震源から北西に約90キロ離れたブシェール原発への影響について、国際原子力機関(IAEA)は9日、イラン政府からの通報内容に基づいて「被害は受けていない。放射能漏れもない」と発表した。(ディヤルバクル〈トルコ南東部〉=北川学) 関連記事〈ロイター〉イラン原発近郊の地震で37人死亡、壊滅状態の村も(4/10)イランでM6.3、20人死亡の報道(4/10)
東通原発敷地内の断層についての評価会合で発言する原子力規制委員会の島崎邦彦委員長代理(右)=18日午前、東京都港区、加藤諒撮影東通原発の主な断層 東北電力東通原発(青森県)の敷地内の断層を調査している原子力規制委員会は18日、評価会合を開き、問題の断層は活断層の可能性が高いとする報告書案を示した。断層は原子炉の近くを通っていることから耐震安全性の見直しが必要になり、東通原発の停止が長期化する可能性が高い。長期化すれば、14日に33年ぶりに値上げを国に申請した東北電の経営はさらに厳しくなる。 規制委の評価会合が原発敷地内の断層を活断層の可能性が高いと判断したのは、日本原電敦賀原発(福井県)に続いて2例目。 今回主に調査した断層は、東通原発の敷地内を南北に走る「F―3」と「F―9」。F―3は長さ数キロに及び、原子炉建屋の西約400メートルを通る。北側に建設中の東京電力東通原発の敷地に達し
原子力規制委員会によると、東京電力福島第一原発(福島県)や東北電力女川原発(宮城県)、日本原子力発電東海第二原発(茨城県)への三陸沖地震の影響について、トラブルなど異常の報告は入っていないという。 東京電力は7日、東京の本店で記者会見を開いた。福島第一、第二の両原発に異常があったとの情報は入っていないという。モニタリングポストなどによる放射能の測定値も異常はみられないという。 福島第一原発の揺れは6号機で水平方向で26.2ガル(ガルは加速度の単位)で大きな揺れではないという。原子炉への注水や電源などの状況も確認したが、今のところ異常はないという。作業員は作業を中断し、高台に避難した。 第二原発は3号機で水平で25.1ガル。原子炉の状態は安定しているという。 東北電力東京支社によると、女川原発(宮城県)の揺れは32.2ガル(東日本大震災時は567.5ガル)だった。東通原発(青森県)は
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く