4月1日から電力小売りが自由化される。東京電力からの乗り換え客を狙う企業による新規参入が相次ぐなか、いまのところその最右翼に位置しているのが東電の長年のライバル東京ガスである。 東京ガスは2月24日、首都圏の一般家庭向けに提供する電気料金プランに約5万4000件の申し込みがあったと発表した。東電管内での契約切り替え(東電からの離脱)の申込数は約9万件あるとされているが、2月下旬までに東ガスがほぼ過半を占めたことになる。 東ガスは昨年末に家庭向けの料金プランを発表し、積極的にテレビコマーシャルを流すなどして消費者にアピールしてきた。その後、競合各社の料金プランをにらんで、2月1日に追加値下げに踏み切ったところ、ファミリー層を中心に支持を得て、1月29日時点の約1万1000件から一気に申し込みが急増した。 東京ガスの料金プランの特徴は、解約手数料がかからないほか、ポイントや付帯サービスなどが充
世界の風力発電施設の発電能力は今年、4億キロワットを超え、原発を初めて上回ることがわかった。発電コストが大幅に下がり、普及を後押ししている。今月の国連気候変動会議(COP21)で採択された「パリ協定」に基づき各国は温暖化対策として再生可能エネルギーを増やす方針を示しており、風力発電もさらに拡大しそうだ。 風が吹く時にだけ発電する風力は稼働率が30%程度で、80%近い原発に比べ実際の発電量は約3分の1程度とみられる。ただ、世界風力エネルギー協会(WWEA)は、風力の発電能力が2030年には20億キロワットに達すると見込む。いまの傾向が続けば、発電量でも風力が原発を超える可能性がある。 WWEAの6月末時点の集計で風力の発電能力は3億9293万キロワット。風力発電の専門誌「ウィンドパワーマンスリー」が27日に発表した今年末時点の見通しでは、4億1496万キロワットに達するという。一方、世界原子
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