東京・歌舞伎町の「新宿ゴールデン街」で12日に発生した火災で、出火直前、出火元とみられる空き店舗に出入りする不審な男が防犯カメラに映っていたことが、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は放火の疑いもあるとみて調べを進める。 四谷署によると、出火元とみられるのは、木造2階建ての建物2階の空き店舗。この日は内装工事のため業者4人が出入りしていたが、出火当時は4人とも現場を離れていた。 捜査関係者によると、この空き店舗が映る防犯カメラの映像を調べたところ、12日午後1時以降、出火までの約30分間に、リュックサックを背負い、帽子にジャンパー姿の男が出入りする様子が映っていた。業者の4人とは別人で、建物1階の入り口から入り、2階の空き店舗にも入り、数分後に立ち去ったという。 男の顔は映っていなかったが、立ち去った直後に出火したため、警視庁は、この男の特定を進めて火災との関係を調べる。 今回の火災で複
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