Excelを実務で利用している方の中に、絶対参照にする必要のないセル参照を、相対参照のままにしておく方と、絶対参照にしたがる方とが存在します。 絶対参照はセル参照を含む数式の入力されているセルをコピーをしたときに、参照先セルを変更したくないときに利用する参照方式ですから、セルのコピーをしないような場合、絶対参照にする必要はなく相対参照のままで問題ありません。 けれども、すべてのセル参照を絶対参照にしておきたいという方が、時々いらっしゃいます。 数式を入力したワークシートを作成後、相対参照・絶対参照を理解していない方に利用してもらう場合に、不用意にセルの移動やコピーをされることによってエラーが発生するのを極力回避したいというという気持ちなどから、セル参照をすべて絶対参照にしておきたいという要望となるようです。 数式入力中に参照方式を変更するには、[F4]キーを押せばいいわけですが、数式の入力