東京都稲城市は、JR南部線の稲城長沼駅前に設置した実物大「スコープドッグ」のモニュメントを3月15日に公開した。FRP製のモニュメントは、台座を含めて高さ約4m。稲城市が観光客誘致と地域の活性化を目的に進めている「メカニックデザイナー大河原邦男プロジェクト」の一環で製作した。 稲城市は、「機動戦士ガンダム」や「装甲騎兵ボトムズ」など多くのロボットアニメでメカデザインを担当した大河原邦男さんが生まれ、現在も住んでいる場所だ。2016年にスタートした大河原邦男プロジェクトは、観光案内所「いなぎ発信基地ペアテラス」のオープン時に高さ約3.6mの「ガンダム」と「シャア専用ザク」のモニュメントを設置して話題になった。今では、市内5カ所のマンホールふた、用水路の転落防止柵、「ヤッターワン」のモニュメントなど、市内のいたる場所で大河原さんが生み出したロボットやキャラクターが見られる。 今回のスコープドッ