琵琶湖の南端付近上空から北方方面に琵琶湖全景を撮影した航空写真。中央やや下に琵琶湖大橋が見える。琵琶湖の湖水は写真前方方面の瀬田川に流れ、近畿地方を潤す。 琵琶湖の水止めたろか(びわこのみずとめたろか)は、滋賀県民が用いる決まり文句・ジョーク・捨て台詞である[1][2][3]。歴史的に琵琶湖や淀川水系の治水・水利を巡る対立相手であった京都・大阪府民から馬鹿にされた際、対抗心を表すために用いる[2][4][3]。 背景[編集] 滋賀県の琵琶湖は「日本最大の湖」として知られ[5][6]、面積(約670平方キロメートル)・貯水量(約275億立方メートル)共に日本最大である[1][7]。琵琶湖の水は瀬田川、宇治川、淀川[注釈 1]と名前を変えて大阪湾に流れ込み、滋賀県のみならず近畿(大阪府、京都府、兵庫県)1450万人の飲み水を供給[1]、また農業用水(英語版)・工業用水としても利用される[9]。