東京五輪・パラリンピックの調整委員会が19日から3日間の日程で始まり、緊急事態宣言延長などの影響で来日を見送った国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が冒頭であいさつ。「大会が可能になるのは日本人のユニークな粘り強さという精神、逆境に耐え抜く能力をもっているから。美徳を感謝したい」と、述べた。 “ぼったくり男爵”として厳しい批判の目にさらされているバッハ会長。約15分間にわたる演説の中では、世論調査で約6割が中止を望んでいる現状を重く見たのか、「日本国民を守る」というフレーズを連呼。選手、関係者らが大会中に求められる厳しい行動制限について「アスリートは日本国民を守ることが何よりも重要だと知っている」などと強調した。また、「全て細かいことは今言えないが、選手村は安全になり、大会は安全な形で組織される。我々は献身的に努力している」と、これまでの成果に胸を張った。
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