昨日、ドナルド・トランプ大統領が両院合同会議で演説しました。 アメリカ文化に詳しい視聴者なら、スピーチが始まる前、大統領が会場に姿を見せた時点で(今回はちょっと違うぞ!)ということに気がついたと思います。 その理由は、トランプ大統領がパワー・タイではなく、紺地に白のストライプ・タイをつけていたからです。 ちなみにパワー・タイとは、上の写真でトランプの後ろに写っている2人が付けている鮮やかな青のタイ、ないしは真紅のタイを指します。 パワー・タイは(俺様はパワフルなんだぜ!)ということを世間に対して誇示するときにつけるものです。だから大統領選挙の討論会などの場ではパワー・タイは必須です。 しかし今回のトランプ大統領のファッションは「実業家風」でした。 これは暗にトランプが(これから腕まくりして難作業に取り組みます)という決意をシグナルしているのであって、それは謙虚で、へりくだった姿勢と言い直す
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