道路の工事現場や車線規制でよく見かける、一生懸命に旗を振る人形。クルマを運転する人なら、きっと一度は目にしたことがあるでしょう。彼の名前は、「安全太郎」。実に約50年の歴史を持つ、大ベテランなのです。 では、この安全太郎、いつどのようなきっかけで生まれたのでしょうか? 誕生の経緯や活躍の現場について、メーカーであるトクデンコスモ株式会社の依田さんにお話を聞きました。 ――そもそも「安全太郎」は、いつどのようなきっかけで生まれたのでしょうか? 高度経済成長期であった1970年ごろ、全国各地で高速道路の建設が進んでいました。当時は人間が工事現場で旗を振り、ドライバーに注意を呼びかけていましたが、作業員がはねられる事故が起きていました。 人命は、何よりも優先しなければなりません。そこで高速道路の関係者が、規制材(工事規制帯に設置して、注意喚起や警告を行うための規制用品)を製造・販売していた土井万
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