アダルトビデオ(AV)への出演強要を巡る問題で、1980年代にトップ男優として活躍し、引退後も監督などの立場で長く業界に携わってきた太賀麻郎さん(52)が毎日新聞の動画インタビューに応じた。業界の歴史を振り返り、「昔は(強要が)いっぱいあった」と証言した上で、「『売れそうだから』と安易に口説くべきではない」と“悪癖”から今も抜け出せないプロダクション(女優の所属事務所)の姿勢を批判。一方で、「リスクが高いからギャラも高い」と強調し、今の人材は業界入りする際の覚悟や知識が足りていないとの見方も示した。 プロダクション経営の経験もある太賀さんは、悪質なプロダクションについて、女性が出演を渋っていても「とりあえず出させてしまえば勝ち」と強引に進める傾向があると指摘。「1回撮影を経験して女王様のような扱いを受けてしまうと、楽しくなってやめられない」という女性側の心理も背景にあると分析した。 この記
「天才少女」 ショパン国際コンクールで最年少者賞も 軽妙なエッセーやCM出演でも親しまれた国際的ピアニストの中村紘子(なかむら・ひろこ、本名・福田紘子=ふくだ・ひろこ)さんが26日午後10時25分、大腸がんのため死去した。72歳。葬儀は近親者で営んだ。お別れの会を後日開く。喪主は夫で小説家の庄司薫(しょうじ・かおる、本名・福田章二=ふくだ・しょうじ)さん。 山梨県生まれ、東京都育ち。桐朋学園の前身「子供のための音楽教室」の1期生として、井口愛子に師事。全日本学生音楽コンクールの小・中学校両部を制して「天才少女」と呼ばれた。1959年、史上最年少の15歳で現・日本音楽コンクールの1位・特賞に。全額奨学生として米ジュリアード音楽院で学び、65年にはショパン国際コンクールで4位と最年少者賞を受けた。当時の演奏ぶりを毎日新聞は「その音色は新鮮で、若さに輝く…
通所していた中学生の自殺について記者会見する鳥谷明・相模原市児童相談所長(左)=相模原市中央区中央2の相模原市役所で2016年3月22日午前9時40分ごろ、高橋和夫撮影 両親から虐待を受けて相模原市児童相談所(児相)に保護を求めた中学2年男子生徒が自殺を図り、今年2月に死亡していた。2014年10月下旬には、生徒が通う中学の教師から「男子生徒が親から暴行された」と児相職員が連絡を受けたにもかかわらず、所長ら上司に報告していなかったことが分かった。 同児相の鳥谷明所長は22日午後の記者会見で「情報を共有して一時保護の判断を検討すべきだった。きちんと検証しなければならない」と釈明した。 同児相によると、13年11月、生徒の額や顔の傷に当時通っていた小学校の教師が気付き、同市の中央子ども家庭相談課に通報。同課は生徒に面談した。
実業団対抗駅伝 コニカミノルタがコメント発表 元日のニューイヤー駅伝2016inぐんま「第60回全日本実業団対抗駅伝競走大会」(毎日新聞社など共催)で小型犬がコース上に飛び出した問題で、転倒したポール・クイラ選手が所属するコニカミノルタは24日、事故後に犬の飼い主から直接、誠実な謝罪を受けたとして、…
5日開幕した「第67回さっぽろ雪まつり」で、外国人排斥を目的とするデモ行進の開催が懸念されている。2013年以降は毎年、デモ行進や街頭宣伝が行われ、特定の人種や民族、国籍などに対する「ヘイトスピーチ」が問題になった。昨年訪れた観光客235万人のうち、外国人は約12万人。関係者は「札幌市のイメージダウンにつながる」と警戒している。 過去のデモ行進などには、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の道内関係団体メンバーらが参加し、韓国人などを中傷した。この道内団体幹部は「今回はデモや街頭宣伝の予定はない」と話すが、在特会の別の関連団体がホームページで「2月7日に雪まつりに行こう」などと呼び掛けている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く