まず,前回の記事は大変な反響をいただいた。それを見る限り,日本のゲームユーザーはソニー(SIE)に対して静かな怒りを抱いている方が一定数いることが分かる。ここ数年,ソニー(SIE)は明らかに米国市場偏重にあったので,国内ユーザーの心は着実にPlayStationから離れて始めていたと見ている。前回の記事の目的はセンセーショナルなタイトルで煽ることではなく,国内ユーザーの深い絶望感をソニー本社とSIEに伝えることだったので,おそらく理解していただいたと思う。 ただ,ソニー本社からは,日本市場を大事にしているというありがたいご意見を直接いただいた。おそらく,本当に大事に思っているのであろう。ただ気持ちは大事だが,行動が伴っていないのである。そのために,ユーザーにソニーやJim Ryan CEOは「日本市場を軽視している」と思われている。こう指摘すると,エース経済研究所の憶測だと思われるかもしれ