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【ブリュッセル=井田香奈子】イスラム教徒の女性が顔も含む全身のほとんどを覆う衣装「ブルカ」「ニカブ」を公共の場で着用することを禁止する法案が29日、ベルギー下院で可決され、上院に送付された。全政党が基本的に支持しており、上院でも可決、成立する見通しで、欧州で初めての規制となる。 フランス政府も近く同様の法案を提出することを検討しており、規制が欧州に広がる可能性がある。 ベルギーの法案は、対象をブルカなどと特定はしていないが、本人の身元確認ができないような衣服を公道、競技場、文化施設など公共の場所で着ることを禁じる内容。違反すると1週間以下の禁固刑や最高25ユーロ(約3100円)の罰金が科されることもある。 法案は有志議員が提出。議会多数の中道右派は治安強化策として、中道左派も、「女性の尊厳」を重視しイスラム教徒の女性が特定の服装を強いられることに反対する立場から、それぞれ支持した。
全国で約27万台が走るタクシーの適正台数を国土交通省が利用客数などに照らして試算したところ、約6分の1にあたる約4万5千台が「余剰」となったことが分かった。国交省は地域ごとの余剰台数をタクシー会社などに提示して減車を促す一方、個人タクシーの新規開業を当面凍結する方針だ。 タクシー業界は2002年に参入や増車がほぼ自由化されたが、実質的には再び需給調整の対象に戻る格好だ。 国交省によると、今回の調査は全国10カ所の運輸局(沖縄総合事務局を含む)がそれぞれ、昨秋から3月末までの間に実施した。対象は全国643の営業区域のうち、09年に供給過剰地域と指定した142区域。最近の客を乗せて走った距離や客待ちを含めた営業時間などを独自の算定式に当てはめて、「適正台数」を割り出した。その結果、09年9月末の時点でそれぞれの区域で7〜47%、全国で4万5501台が「余剰」だった。単純に過去の営業台数に当
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