東京都では、毎年都下の自治体と合同で、9月1日「防災の日」に大規模な防災訓練を実施しています。 今年は、多摩地区の4市1町(昭島市、福生市、羽村市、武蔵村山市、瑞穂町)と合同で実施しました。 JAXAは、この「東京都4市1町合同総合防災訓練」のうち、武蔵村山市会場において訓練に同調し、きく8号のJAXA基本実験の一環として衛星通信実験用端末による情報伝達実験を実施し、防災アプリケーションソフトウェアの評価および紹介を行いました。きく8号の打上げ後、今回が初めての公開実験となりました。 01.避難所状況把握・報告 この実験では、仮想の氏名、世帯名等の情報が記録されたICタグを、事前に武蔵村山市民の皆様に配布し、避難者として参加していただきました。 当日、ICタグを身につけた避難者が避難用バスで到着、会場に入る際に携帯通信端末を用いて、ICタグから個人情報を読取り、きく8号を介して避