クラブを取材して10年になる佐藤拓也が、成績低迷にもかかわらず経営改善を為し遂げたクラブの転機を語る。 2014年のJ2リーグは全体の4分の3余りを消化。いよいよラストスパートが問われる季節になってきた。「最初からスパート」状態だった湘南が早くも昇格を決める一方で、2位以下は予断を許さない状況が続いており、下位の攻防も熾烈だ。そこで「J論」では、J2の幾つかのクラブにフォーカス。そのラストスパートに注目する。最後となる第5弾は、あえて成績面では振るわない水戸に登場してもらった。クラブを取材して10年になる佐藤拓也が、成績低迷にもかかわらず経営改善を為し遂げたクラブの転機を語る。 ▼「水戸をJリーグに上げたのは失敗だった」 今年で水戸ホーリーホックはクラブ創立20周年を迎えた。ただ、これだけ輝かしい出来事のない20年も珍しい。 水戸を取材してきた中で忘れられない言葉がある。それは7、8年前、
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