勝負というのは、時に誰も予測ができないほどの展開になることがある。 正直、あれだけ押し込まれていたのにもかかわらず、2点差をひっくり返すとかもう訳が分からなくて面白い。あの展開でゴラッソ2発とか予測不可能。勇気と覚悟がぶつかり合うとそれはクレイジー。 ■中盤の空洞化 3-6-1でスタートするレッズ、というよりミシャスタイルのビルドアップは中盤を空洞化させる世界でもまれな希少なスタイル。 後方のビルドアップは4人の最終ラインにプラス中盤に1人残った柏木を含める5人。これに最前線の5人と大きく分かれて2つのラインができる。 空洞化の狙いの第一はハイプレス回避。相手は前からプレスするにしてもボランチが連動しにくい。ボランチが前へ出れば、浦和の中央の3人(1トップ2シャドー)にバイタルエリアを明け渡してしまうことになるからだ。 月刊フットボリスタ第45号 発行ソルメディア 46項より引用 試合後の