水戸市に拠点をおくサッカーJ2の「水戸ホーリーホック」は、社員に時間外労働を命じるために、法律で必要とされている労使間の協定を創業以来、ことし4月まで結んでおらず、少なくとも11年間にわたって、残業代が未払いの状態だったことを明らかにしました。 それによりますと、社員に時間外労働を命じるために、労働基準法で必要とされている労使協定を会社は平成9年の創業以来ことし4月まで一度も結ばず、違法な状態が続いていたということです。 この結果、労働時間の管理が行われず、確認できているだけでも平成20年以降に在籍した社員およそ20人に対して、残業代が全く支払われていなかったということです。 沼田社長は「違反だということは認識していたが社員に甘えてしまっていた」として謝罪し、未払いの残業代を支払う方向で金額などについて協議中だと説明しました。 また去年、退職した男性社員に対する幹部社員からの暴言などがパワ
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