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ブックマーク / note.com/tikutickbang (1)

  • 『歩道橋』|知久淳/Wheel Chair Novelist

    かれこれ四半世紀前に、我が街裾野市の隣町である沼津市の東名インターチェンジにつながる通称『グルメ街道』と呼ばれる道が拡張された。それに伴い、横断歩道が半減され、歩道橋や地下道が造られた。 しかし、歩道橋にも地下道にもスロープはあるものの、自転車を押して上り降りするだけの幅60センチのものである。車椅子を利用している僕の操作がいくら巧みであっても、そのスロープを上り降りするのは無理だった。幅はほんの数センチ逸れれば脱輪するし、何しろ階段と同じ傾斜なので、いくら力のある僕でも、とても登坂に挑む気になれなかった。 僕は車椅子を利用している障害者やベビーカーなどはどうやってその歩道橋や地下道を渡るのか聞きたくて、沼津市に電話をした。 「あの通りは場所によって管轄が違うんです。歩道橋がある場所なら、国土交通省ですね」 沼津市役所の建設課の職員はそう言った。 僕は職員に教えてもらった国土交通省の電話番

    『歩道橋』|知久淳/Wheel Chair Novelist
    sin4xe1
    sin4xe1 2021/06/22
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