第4版まで編集に関わっていた文学フリマ非公式ガイドブックについて言及したTweetが流れてきた。 いま書店に出回っている〈文芸誌〉をつまらなくさせてるのは、よく分からない特権的な〈文壇〉みたいな雰囲気だとおもう。そういうのを打破するために、文学フリマというのは発足してるんじゃないかと思うが、文フリガイドというのは、はっきり言って〈ミニ文壇〉だと感じた。 — 富永夏海 (@missremiss) 2014, 5月 6 カオスカオスブックスの富永夏海さんのtweetである。富永氏はおもしろい感性で言葉を綴る作家さんだ。ふと、第十八回文学フリマの朝に二階の踊り場で彼女に会ったので「あ、でかい人だ」と挨拶したら「でかくないっ」と言って去ってしまわれたことを思い出した。それはともかく新刊『赤の素描』も言葉選びのセンスといつものことながら装丁が良かった。「読書好き」よりも「本好き」向けの本である。 上
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