「逃げきれた夢」 2023年6月9日(金)新宿武蔵野館にて。午後12時30分より鑑賞(スクリーン3/C-4) ~おっさんはつらいよ。人生の節目を迎えた男の「あがき」をリアルに 私もデモや集会に参加して反対した入管法改正(改悪だろう)法案が成立してしまった。賛成したやつらの顔と名前をよーく覚えておいて、きっとしっぺ返しを食らわすぞ! と誓ったのである。 とまあ、世の中はうまくいかないことが多いわけだが、そんな人生をやり直そうとする男のドラマが「逃げきれた夢」である。 「枝葉のこと」「お嬢ちゃん」などが高く評価された二ノ宮隆太郎監督の第4作。ちなみに、二ノ宮監督は、俳優としてもあっちこっちの作品に顔を出している。 北九州の定時制高校で教頭を務める末永周平(光石研)が主人公。定年まであと1年の初老の男性だ。 冒頭は老人介護施設に周平が父親を訪ねるシーン。父親(光石の実の父親が演じている)は認知症
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