ブックマーク / cinemaking.hatenablog.com (172)

  • 「パスト ライブス/再会」 - 映画貧乏日記

    「パスト ライブス/再会」 2024年4月6日(土)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後3時30分より鑑賞(スクリーン9/E-10) ~幼なじみの2人の24年目の再会。繊細な感情描写で切なさ最高潮 激しいだけが恋じゃない。恋愛には様々な形があるのだ。ハリウッドのロマンス映画といえば、情熱的だったり、とびっきりおしゃれだったりする印象があるが、それとはだいぶ違う恋愛映画が公開されてヒットした。今年のアカデミー賞で作品賞と脚賞にノミネートされた「パスト ライブス/再会」である。 映画の冒頭、3人の男女がバーで会話をしている。ノラとその夫アーサー、そしてヘソン。ノラとヘソンは韓国人。アーサーはアメリカ人だ。3人の過去に何があって、どうしてここにいるのか。それがその後に描かれる。 韓国・ソウル。12歳のナヨンとヘソンはとても仲がいい。2人はともに成績優秀だ。ナヨンは無邪気に、「将来はヘソンと

    「パスト ライブス/再会」 - 映画貧乏日記
  • 「12日の殺人」 - 映画貧乏日記

    「12日の殺人」 2024年3月29日(金)新宿武蔵野館にて。午後2時10分より鑑賞(スクリーン2/C-8) ~迷走する殺人事件の犯人探し。刑事たちの人間ドラマに妙味アリ ドミニク・モル監督の「悪なき殺人」(2021年)は、ある失踪事件を軸にした5人の男女の物語でなかなか面白かった。そのモル監督の新作が「12日の殺人」だ。 2016年10月12日の夜。21歳の女性クララが、何者かにガソリンをかけられ、生きたまま焼き殺される。さっそく捜査が開始され、殺人課の班長に昇進したばかりのヨアン(バスティアン・ブイヨン)率いるチームが捜査を開始する。ヨアンとベテラン刑事マルソー(ブーリ・ランネール)は聞き込みをするが、その中でクララが複数の男性と関係を持っていたことが明らかになり、相手の男たちが次々に捜査線上に浮上してくる。だが、決定的な証拠はなく、犯人逮捕に至らないまま時間だけが過ぎていく……。 こ

    「12日の殺人」 - 映画貧乏日記
  • 「夜明けのすべて」 - 映画貧乏日記

    「夜明けのすべて」 2024年2月9日(金)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後1時20分より鑑賞(スクリーン6/B-9) ~弱い人たちへの共感と支え合いを絶妙の距離感で描く 上白石萌音と上白石萌歌の区別がつかない。いや、双子ではないから実際に見たらどっちがどっちかわかると思うのだが、名前を言われてもすぐに顔が思い浮かばない。そもそも私は人の顔を覚えるのが苦手なのだ。 そんなことはどうでもよい。姉の上白石萌音のほうが出演している映画が「夜明けのすべて」だ。瀬尾まいこの同名小説を三宅唱監督が映画化した。原作は未読だが、かなりアレンジされているらしい。 三宅監督の過去作「きみの鳥はうたえる」「ケイコ 目を澄ませて」はどちらも素晴らしい映画だった。今回は公開規模も拡大してメジャー感が増したが、はたしてどんな映画なのか? 月に一度、PMS(月経前症候群)のせいでイライラが抑えられなくなってしま

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  • 「サン・セバスチャンへ、ようこそ」 - 映画貧乏日記

    「サン・セバスチャンへ、ようこそ」 2024年1月25日(木)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後1時30分より鑑賞(スクリーン7/E-8) ~数々の映画のシーンが散りばめられたウディ・アレンの映画愛にあふれた作品 ご存知ウディ・アレン監督の2020年の作品「サン・セバスチャンへ、ようこそ」。スペイン映画祭を舞台にしたラブコメだ。 オープニングのオールドな雰囲気のクレジットから、早くもウディ・アレンの世界が全開。展開するのはいつも通りのラブコメだ。 ニューヨークで暮らす、かつて大学で映画を教えていたモート・リフキン(ウォーレス・ショーン)。今は小説を書くべくもがくものの、世界の文豪に匹敵する作品を意識して全く筆が進まない。 そんな中、映画の広報をしているスー(ジーナ・ガーション)が、フランス人監督のフィリップ(ルイ・ガレル)と不倫していると疑う。そこで、スペイン北部バスク地方の街

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  • 「女優は泣かない」 - 映画貧乏日記

    「女優は泣かない」 2023年12月1日(金)池袋HUMAXシネマズにて。午後3時20分より鑑賞(シネマ2/E-9) ~がけっぷち女優とダメダメなディレクターの再起物語。ありがちな話なのにジンワリくる 伊藤万理華は不思議な俳優だ。童顔で年齢不詳という感じだが、どんな役をやってもサマになる。彼女の出演作にはハズレがない。「サマーフィルムにのって」「もっと超越した所へ。」「そばかす」「まなみ100%」など、いずれも面白い映画だった。だから、「女優は泣かない」も伊藤万理華に惹かれて観ることにした。 映画は熊が舞台だ。空港でいきなり「くまモン」が映る。スキャンダルで落ち目の女優、梨枝(蓮佛美沙子)が故郷の熊に到着したのだ。彼女は密着ドキュメンタリー撮影のために帰郷した。 空港に待っていたのは若いディレクターの咲(伊藤万理華)。なんと彼女1人が今回のドキュメンタリーのスタッフだという。咲はドラマ

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  • 「月」 - 映画貧乏日記

    「月」 2023年10月16日(月)ユーロスペースにて。午後2時50分より鑑賞(ユーロスペース2/B-9) ~実在の障害者施設殺傷事件映画化。もう見て見ぬふりはできない 実在の事件を描く映画は無数にあるが、これほど物議を呼びそうな映画はないのではないか。2016年の相模原障害者施設殺傷事件映画化した「月」である。 原作は辺見庸の小説「月」。スターサンズの設立者で名物プロデューサーの故・河村光庸氏が、生前に映画化を熱望。「舟を編む」「茜色に焼かれる」など多数の作品で知られる石井裕也監督に映画化の話を持ちかけた。内容が内容だけに石井監督も悩んだらしいが、辺見庸の熱烈な愛読者であることから引き受けたという。 映画の冒頭、「言葉を使えない一部の障害者は<声>を上げることができない。ゆえに障害者施設では、深刻な<問題>が隠蔽されるケースがある」という文言が表示される。さらに聖書の一説も表示される

    「月」 - 映画貧乏日記
    singark071781
    singark071781 2023/10/20
    まだ記憶に新しい事件ですね😨😨😨心がないと、他人のことを決めてしまう、それこそ心がないのではないでしょうか🤔🤔🤔
  • 「アンダーカレント」 - 映画貧乏日記

    「アンダーカレント」 2023年10月6日(土)シネマサンシャイン池袋にて。午後3時10分より鑑賞(シアター10/f-13) ~人間の心の底流に流れるものを抑制的で繊細な語り口で描く 人間は一筋縄ではいかない。わかったようでいてわからない。曖昧模糊。不可思議極まりない存在だ。 そんな人間存在の曖昧さ、不可思議さを追求した映画が「アンダーカレント」だ。「愛がなんだ」「街の上で」などの恋愛映画で知られる今泉力哉監督が、今から20年近く前に発表された豊田徹也のコミックを実写映画化した。 映画の冒頭に、「Undercurrent」の意味が記される。それは「(水や空気などの)底流」のこと。少し範囲を広げて考えれば、人間の心にも当てはまるだろう。つまり、この映画は人間の心の底流にあるものを映し出すのだ。 その冒頭に続いて、蛇口から水が流れる場面が映る。水はこの映画で重要な意味を持つ。その水が注がれてい

    「アンダーカレント」 - 映画貧乏日記
    singark071781
    singark071781 2023/10/13
    ありのままを映し出すのは簡単なことではないですね😀😀😀
  • 「まなみ100%」 - 映画貧乏日記

    「まなみ100%」 2023年9月30日(土)池袋HUMAXシネマズにて。午後3時30分より鑑賞(シネマ2/F-9) ~片思いの女性にフラれ続けた男。瑞々しい青春ドラマとして捨てがたい味わい 取るに足らないありきたりの話も、描きようによっては魅力的な映画になる。少し前に取り上げた「ほつれる」などはその好例だろう。 今回取り上げる「まなみ100%」も、話自体は特筆すべきものは何もない。片思いの女性に10年間フラれ続け、相手が別の男と結婚してしまう。それだけの話だ。だが、そんな陳腐にも思える話が、描き方によって別の色合いを持ち始める。 主人公はボク(青木柚)。2010年、高校生のボクは、入部した体操部で一緒になったまなみ(中村守里)に一目ぼれする。それ以来、会うたびごとに思いを伝え、18歳になってからは「結婚しよう」と口にするが、まなみは相手にしてくれない。高校を卒業してからもボクは時折まなみ

    「まなみ100%」 - 映画貧乏日記
    singark071781
    singark071781 2023/10/06
    踏ん切りつくでしょうか🤔🤔🤔結婚式のカメラマンしたことありますが、なかなか大変です😨😨😨
  • 「熊は、いない」 - 映画貧乏日記

    「熊は、いない」 2023年9月25日(月)新宿武蔵野館にて。午後2時15分より鑑賞(スクリーン3/B-5) ~イラン社会の息苦しさと監督の受難が伝わるメタファーに満ちた映画 イランは独裁国家というわけではないが、政府当局の締め付けはかなり厳しい。芸術文化に対しても容赦がない。ジャファル・パナヒ監督は、海外映画祭でも受賞経験を持つ著名な監督だが、「オフサイド・ガールズ」などが反体制的だとして2010年に逮捕されて以来、政府から映画製作を禁じられ、国外に出ることも禁止されている。 となれば、もはや映画とは無縁の生活を送っているのかと思えばさにあらず。2011年の「これは映画ではない」以降は、自身の置かれた状況を逆手にとったドラマを組み立て、極秘裏に映画を製作し、自身で主演している。もちろん国内では上映できないので、国外で発表し、数々の賞も受賞している。 最新作「熊は、いない」も同様の手法で

    「熊は、いない」 - 映画貧乏日記
    singark071781
    singark071781 2023/09/29
    このような監督がいて、このように活動しているとはすごいことですが、国に自由がないのは怖いです😨😨😨
  • 「キリング・オブ・ケネス・チェンバレン」 - 映画貧乏日記

    「キリング・オブ・ケネス・チェンバレン」 2023年9月18日(月・祝)新宿シネマカリテにて。午後2時20分より鑑賞(スクリーン1/B-10) ~黒人男性を射殺した白人警官。実在の事件をリアルタイムで再現 実在の事件を基に描いた「福田村事件」を先日取り上げたが、今度はアメリカの実在の事件を基にした映画「キリング・オブ・ケネス・チェンバレン」を観た。いや、「実在の事件を基にした」というよりは、「実在の事件をそのまま再現した」という表現がぴったりの作品だ。ちなみに、作の製作総指揮はモーガン・フリーマンが務めている。 主人公は、ニューヨーク州ホワイトプレーンズに住む退役軍人のケネス・チェンバレン(フランキー・フェイソン)。高齢で心臓が悪く、おまけに双極性障害を患っている。そのため、医療用通報装置を使用している。もしも何かあれば契約している会社に通報が行き、安否を確認してくれるのだ。だが、その装

    「キリング・オブ・ケネス・チェンバレン」 - 映画貧乏日記
    singark071781
    singark071781 2023/09/22
    基にする作品ではなく、再現した作品、そこから、そのような行為を今後なくすきっかけになってほしいです。
  • 「ほつれる」 - 映画貧乏日記

    「ほつれる」 2023年9月9日(土)シネクイントにて。午後2時25分より鑑賞(スクリーン2/D-7) ~演劇畑の監督が別れる男女の複雑な心理を繊細に描く 映画と演劇で大きく違うのは、映画が繊細な描写ができるのに対して、演劇ではそれがなかなか難しいことではないだろうか。映画はアップの映像で人物をとらえられるが、演劇はそれができない。 そんな演劇畑出身にもかかわらず、繊細過ぎる描写を得意とする映画監督がいる。木竜麻生と藤原季節が共演した前作「わたし達はおとな」で、大学生カップルの間に生じた溝を描いた加藤拓也監督である。加藤監督は自身で劇団を率いて舞台で活躍している。演劇と映画では別のスイッチが入るのだろうか? 最新作「ほつれる」はある夫婦のドラマ。夫・文則(田村健太郎)との関係がすっかり冷め切っている綿子(門脇麦)は、友人の紹介で知り合った木村(染谷将太)と秘かに関係を持っていた。しかし、2

    「ほつれる」 - 映画貧乏日記
    singark071781
    singark071781 2023/09/14
    話が陳腐でも演者やとり方で一級品になるのですね😀😀😀
  • 「あしたの少女」 - 映画貧乏日記

    「あしたの少女」 2023年8月25日(金)シネマート新宿にて。午後12時15分より鑑賞(スクリーン1/D-14) ~実習生という名のもとに若者をい物にする社会を告発する 何やら青春のキラキラ感にあふれたタイトルの「あしたの少女」という映画。このタイトルは、我がミューズ、ペ・ドゥナとキム・セロンが共演したチョン・ジュリ監督の前作「私の少女」を意識してつけたものではないだろうか。 というわけで、「あしたの少女」はチョン・ジュリ監督8年ぶりの新作。今回もペ・ドゥナが出演している。 主人公の高校生、ソヒ(キム・シウン)がダンスの練習をしているシーンから映画は始まる。彼女はダンス好きな、ごく普通の高校生なのだ。しかも自分をしっかりと持ち、嫌なことにははっきりと「NO!」と言う。それが次の焼き肉屋のシーンでわかる。 ソヒは、学校で担任教師から大手通信会社の下請けのコールセンターを紹介され、実習生と

    「あしたの少女」 - 映画貧乏日記
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    singark071781 2023/08/31
    他人事ではなく、身近に存在しているのでしょうね😨😨😨
  • 「ソウルに帰る」 - 映画貧乏日記

    「ソウルに帰る」 2023年8月14日(月)Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下にて。午後1時35分より鑑賞(9F/C-9) ~自分のアイデンティティはどこにあるのか。一人の女性の心の軌跡を鮮烈に いやぁ~、久しぶりに映画館に行ったな。いつ以来だろう。2週間以上ぶりかな。 というわけで、この日行ったのはBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下。Bunkamuraの休館中にオープンした新しい映画館だ。渋谷東映が撤退したあとに入ったわけだが、旧館の良さは残しつつも、ロビーなどはかなりおしゃれな雰囲気。2つあるスクリーンのうち9階しか行かなかったが、さすが東急グループという感じだった。いろんな意味で。 そして、この日観たのは「ソウルに帰る」。韓国では1950年代の朝鮮戦争を背景に、子供を養子に出す家庭が急増した。そんな中、フランスで養子縁組された25歳の女性が、韓国に渡って実の両親を探す話だ

    「ソウルに帰る」 - 映画貧乏日記
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    singark071781 2023/08/19
    2週間前ぶりの映画館よかったですね🐱🐱🐱
  • 近況報告&福田村事件 - 映画貧乏日記

    お久しぶりですぅ~。(^▽^)/ などとはしゃいでいる場合ではない。 「658km、陽子の旅」を観て以来、映画館に行っていない。別に暑いからというわけではなく(それも少しはあるが)、忙しくて行けないのだ。 取材に加え、原稿書き、その合間に脚のデータ入力のバイト、そしてあっちこっちの病院通い。それらが集中して身動きが取れないのだ。 それでもこの間の週末は珍しく暇だったので、空いている映画館(混んでるところはやっぱりコロナが怖い・・・)を見つけて行くぞ! と気合を入れていたのだが、その前に区のがん検診で胃のX線検査があり、バリウムを飲んでしまったのだ。バリウムなんて初めて飲んだが、検査後できるだけ早く体外に排出しないと、体の中で悪さをするらしい。そのため、検査後すぐに下剤を飲まされてしまったのだ。こんなんで映画館に行けるかよ! しょうがないから直行で家に帰り、YouTubeを見たらやってるじ

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    singark071781 2023/08/09
    バリウムの日は外には出れないですね😨😨😨百年も経つとは😲😲😲
  • 「山女」 - 映画貧乏日記

    「山女」 2023年7月14日(金)ユーロスペースにて。午後1時15分より鑑賞(ユーロスペース2/C-9) ~村の抑圧から解放され大自然の中で自立していく女性 2020年公開の映画「アイヌモシリ」を先日配信で観た。北海道を舞台に、今の時代と伝統の狭間で葛藤するアイヌの人々をリアルに描いたドラマで、十分に見応えがあった。 その「アイヌモシリ」の福永壮志監督の新作が「山女」だ。前作ではアイヌ伝統の祭りイヨマンテを取り上げていたが、今回は『遠野物語』の民話に着想を得たドラマだという。脚は福永監督と長田育恵が担当。また、日米合作で製作されており、撮影は前作同様に外国人カメラマンが務めている。 18世紀後半の東北地方。冷害による飢饉に苦しむ村で、17歳の凜(山田杏奈)の一家は先々代が起こした火災の責任を負い、村人からさげすまれ、差別されて生きてきた。そんなある日、父の伊兵衛(永瀬正敏)が村の蔵から

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    singark071781
    singark071781 2023/07/21
    古い時代から今をみる、とても大切なアプローチだと思います😀😀😀
  • 「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」 - 映画貧乏日記

    「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」 2023年7月4日(火)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後3時15分より鑑賞(スクリーン3/E-16) ~ハリソン・フォードが年齢を感じさせない大活躍。集大成にふさわしい映画 ハリソン・フォード扮する考古学者インディ・ジョーンズの冒険を描くアドベンチャー映画「インディ・ジョーンズ」シリーズの第5作「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」。15年ぶりの最新作にして、ハリソンが主演を務めるのはこれが最後となる。 もちろん私も過去4作はすべて観ている(全部劇場で観たわけじゃないけど)。それだけにワクワクする気持ちで映画館に出かけた。 考古学者で冒険家のインディ・ジョーンズの前にヘレナ(フィービー・ウォーラーブリッジ)という女性が現れ、インディが若き日に発見した謎の装置「運命のダイヤル」の話を始める。それは人類の歴史を変える力を持つとされる究極の秘宝

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    singark071781 2023/07/12
    期待を上回る出来😀😀😀🌈🌈🌈
  • 「小説家の映画」 - 映画貧乏日記

    小説家の映画2023年7月3日(月)新宿シネマカリテにて。午後2時45分より鑑賞(スクリーン1/A-8) ~葛藤を抱えた2人の女性の連帯。どこからどう見てもホン・サンス印の映画 独特の作風で知られる監督は何人もいる。韓国のホン・サンス監督もその一人だ。彼の映画では、これと言って大きな事件は起こらず、登場人物がたわいないおしゃべりをするだけ。その様子を長回しの映像で描く。どこが面白いのかと思う人もいるだろうが、これがハマると抜けられなくなるのだ。 かくいう私もその1人。ホン・サンス沼にハマって、ここ10年ぐらいの作品はほとんど観ている。 今回の映画小説家の映画」はモノクロ映画だ(過去にもモノクロ作品が何かあった)。第72回ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員大賞)を受賞している。 主人公は、執筆から遠ざかっている有名小説家のジュニ(イ・ヘヨン)。長らく連絡を取っていなかった後輩の書店主

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    singark071781 2023/07/07
    素材を活かすもだめにするも監督次第ですね😀😀😀
  • 「告白、あるいは完璧な弁護」 - 映画貧乏日記

    「告白、あるいは完璧な弁護」 2023年6月23日(金)グランドシネマサンシャイン池袋にて。午後12時より鑑賞(スクリーン8/d-6) ~「予測不能」な容疑者と弁護士の対話。二転三転する展開に目が離せず 「予測不能」というフレーズが、これほどピッタリくる映画はないだろう。韓国製サスペンス・スリラー「告白、あるいは完璧な弁護」である。 IT企業の社長ユ・ミンホ(ソ・ジソブ)は、不倫相手であるキム・セヒ(ナナ)がホテルの密室で殺された殺人事件の容疑者となってしまう。無実を訴える彼は、100%無罪を勝ち取るといわれる敏腕弁護士のヤン・シネ(キム・ユンジン)を雇い、自分の潔白を証明してほしいと依頼する。シネは無罪になりたいならすべてを正直に話せと迫る。やがてミンホはかつて起きたある交通事故について語り始める……。 元ネタは2016年のスペイン映画「インビジブル・ゲスト 悪魔の証明」らしいが、ユン・

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    singark071781
    singark071781 2023/06/28
    騙される快感、とっても気になります😀😀😀
  • 「あつい胸さわぎ」 - 映画貧乏日記

    「あつい胸さわぎ」 2023年6月21日(水)google playにて鑑賞。 ~若年性乳がんの娘と母の絆と葛藤を軽やかに描く 日は珍しく劇場ではなく、配信で観た映画をお届けです。 映画館に行くにはちょっと体調が悪い。とはいえ、横になるほどでもない。さて、どうしようかと思ってチラチラと配信映画を覗いていて目についたのが「あつい胸さわぎ」。今年の1月に公開され、一部で高評価を得たものの、つい見逃してしまった映画だ。 もともとは、劇作家・横山拓也による演劇ユニット「iaku」の舞台劇とのこと。それを「恋とさよならとハワイ」のまつむらしんご監督が映画化した。 港町の古い一軒家で、母・昭子(常盤貴子)と2人で暮らす武藤千夏(吉田美月喜)。念願の芸大に合格した彼女は、大学から出された創作小説の課題「初恋の思い出」に取り組んでいた。千夏は中学時代に初恋相手から言われた言葉が忘れられず、苦い思い出とな

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    singark071781 2023/06/25
    すべてが思い通りにならないけれども、どう考えるかが大切ですね😀😀😀
  • 「カード・カウンター」 - 映画貧乏日記

    「カード・カウンター」 2023年6月16日(金)シネマート新宿にて。午後2時30分より鑑賞(スクリーン1/D-14) ~ポール・シュレイダー監督らしいサスペンス・スリラー。オスカー・アイザックが好演 「タクシードライバー」はロバート・デ・ニーロ主演の名作映画。監督はマーティン・スコセッシ、脚はポール・シュレイダー。そのシュレイダーはやがて監督もするようになり、「アメリカン・ジゴロ」「白い刻印」「魂のゆくえ」などの作品を送り出している。 「カード・カウンター」はマーティン・スコセッシが製作総指揮を務め、ポール・シュレイダーが監督、脚を担当している。役柄は違えど「タクシードライバー」のコンビ。そのエッセンスが、あちらこちらに感じられる映画である。 主人公はギャンブラーとして生計を立てるウィリアム・テル(オスカー・アイザック)。冒頭のモノローグで、彼が元軍人で10年近く刑務所に入っていたこ

    「カード・カウンター」 - 映画貧乏日記
    singark071781
    singark071781 2023/06/20
    戦争にはいい国も正義もありません。日本はアメリカの表面だけ見せられてロシアはだめ、ウクライナならいい、みたいになってますが、戦争をすることは悲惨なことだと、綺麗事はないと感じました。