マイナ保険証の導入で、現行の保険証は廃止される予定です。 マイナンバーのトラブルが頻発している。 特に心配されているのが、保険証を廃止することへの不安だ。すでに2024年秋に保険証を廃止し、マイナンバーカードに一本化する関連法が成立しているが、大手メディアの中には「見直し」を提言するところも出ている。 現行保険証との「選択制」のはずだった 読売新聞は2023年6月7日、「保険証の廃止 見直しは今からでも遅くない」という社説を掲載した。 「身近な健康保険証を廃止し、トラブルが続出しているマイナンバーカードに一本化するのは無理があろう。廃止方針をいったん凍結し、国民の不安を払拭するのが筋だ」と、ストレートだ。 社説は、マイナ保険証に関し、他人の情報がカードにひもづけられていたケースが7300件あったことを問題視。 「医療に関する手違いは、国民の健康や生命に重大な影響を及ぼす恐れがある。政府は事