同居する祖母=当時(76)=の顔などを殴ったとして、大阪府警高槻署は傷害容疑で府内に住む少年(15)を逮捕、祖母が死亡したため傷害致死容疑で送検したと3日、発表した。同署によると、少年は犯行当時中学3年生で、「おばあちゃんに『中学の卒業式に来るな』と言っていたのに来たので腹が立った」と容疑を認めているという。 送検容疑は3月13日から同15日にかけて、自宅で祖母の顔面や頭部を手で殴るなどして負傷させ、同日午前に搬送先の病院で死亡させたとしている。 同署によると、少年は祖母と祖父との3人暮らし。13日に中学の卒業式があり、その日のうちに祖母に暴行を加えたとみられる。祖母は14日も料理をするなどして過ごしていたが、15日午前5時ごろ、少年が「祖母が寝室で冷たくなっている」と119番した。 同署が少年から事情を聴いたところ、暴行を認めたため、15日に傷害容疑で逮捕。その後、死亡が確認されたため傷