ふと感じた季節の変化から、友の目立たない気配りまで。当たり前、の枠をはずしたときにハッと気づく新しい世界 −みざる、いわざる、きかざる、だけどキヅイタこと− 3年で3割。 最近の若者は辛いとすぐに仕事を放り出す。高い大学新卒者の離職率を揶揄して作られた言葉。終身雇用制が過去の遺物となり始めて久しいものとなり、MBAに続く企業というブームが旋風を巻き起こす昨今、企業も建前上、就社ではなく就職を口では促すようになってきた。 一方で、フリーターの下を行く、就職活動も就職の意志も持たない新種の生物が1つのカテゴリーを持つまでになり、彼らはニートと呼ばれるようになった。親家族の稼いだお金を寄生虫に食い潰していき、自分の趣味に走る奴もいれば他人に危害を加える奴もいる。就職しては退職金や失業手当が出る時期になると退職し、それを資金に人生を謳歌する奴も、ニートと同種といえるだろう。 65歳以上の人