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2005年12月20日のブックマーク (4件)

  • 化学同人 化学質問箱

    「ヨードチンキ」,最初に薬用に使用されたのは,消毒・殺菌用ではなくて,甲状腺疾患の対症薬として,内服薬だったという話を伺った事があります.当でしょうか? フランスのクールトワ(Bernard Courtois, 1777-1838)が,家業であった硝石製造(当時は戦争が絶えなかったので,弾薬用の硝石の需要は莫大なものでありました)の原料である草木灰の入手困難を克服しようと,ノルマンディーやブルターニュあたりの海岸で大量に入手可能な海藻灰を使って硝石〔実はこれからだと,得られる物はチリ硝石(硝酸ナトリウム)になるはずなのですが〕を生産するプロジェクトを立ち上げようとして,海藻灰に濃い硫酸を注いだところ鮮やかな紫色の蒸気を発生する事に気づき,これがヨウ素の発見となったのです.1811年のことでした. クールトワは若い頃陸軍の医学校で薬学を学んでいたので,この紫色の気体となる結晶は水には不溶だ

  • 「日本の雑木林はニセモノだ、本来の森に帰せ」(宮脇昭)

    今朝のNHK総合「知るを楽しむ選 この人この世界」はたいへん勉強になった。日中の植生を徹底的に現地調査して『日植生誌全十巻』をまとめた宮脇昭先生は、日には土地来の森は 0.06% しか残っていない、全部人間が手を入れて人工的な森にしてしまったもの、これが諸悪の根源であると言う。 曰く: 今の里山のクヌギなどが中心の雑木林は人間が人工的に作ったもので、来の植生はシラカシなどの常緑樹、海岸部は照葉樹林。 現在の雑木林は20年に一回の伐採と三年に一回の下草刈りが前提。それをやらないと維持できないニセモノの森。 マツにしてももともと条件の悪い山頂部などに限定して生えていただけのもの。それが人間が広げてしまった。マツクイムシの大発生は自然の摂理。 自然災害もこのために起こる。 元に戻すのが一番。そのためには200年間は森に人間がへんな手を加えないこと。200年で元に戻る。 「田舎の里山の伝

    sinngetu
    sinngetu 2005/12/20
    宮脇先生の潜在自然植生説。神宮の森は初めからそれをめざして造られたわけではないことに注意。
  • デスクトップの生産性を上げる10のツール - 発想七日! [ITmedia オルタナティブ・ブログ]

    日頃お世話になっているユーティリティソフトの使い方を分類してみました。どのツールを使うかということよりも、何のために使うかという点が重要ですので、目的別に10個挙げてみます。 情報収集と整理のために アイデアをすぐメモするツール アイデアのメモはスピードが勝負。速さでいえば個人的には紙に書くのが一番いい(参考:「マウスパッドは裏紙」)気がしますが、Windowsのショートカットキーの機能ですぐ使えるようにしてあるNami2000もよく使います。頭の中でリスト化されてきたらもちろん*ListFreakに。 (追補)はてなブックマークに『「Windowsのショートカットキーの機能ですぐ使えるようにして」って?』というコメントがあったのでお答えします。僕は、(1)ファイルのショートカットをデスクトップに置き、(2)そのショートカットのプロパティ「ショートカットキー」にCtrl+Alt+Xとかを割

    デスクトップの生産性を上げる10のツール - 発想七日! [ITmedia オルタナティブ・ブログ]
    sinngetu
    sinngetu 2005/12/20
    時間計測系は意外と重要かも
  • ニセ科学入門

    大阪大学サイバーメディアセンター 菊池誠 この論文は大阪大学大学院文学研究科文化形態論専攻広域文化形態論講座文化基礎学専門分野共同研究「科学と社会」(代表者: 溝口宏平)報告書(平成16年2月発行)に掲載されたものです。基的には大阪大学の全学共通教育科目として毎年開講しているオムニバス講義「科学と人間」の中で私が担当している「科学とニセ科学の間」の回のレジュメを拡大したものです。 マイナスイオンの項に追記しました。でも、まだよくわからない(2006/2/23) はじめに 論文にしてはケッタイなタイトルなの で、面らっておられるかたも多かろう。現代市民社会の特に日常生活と科学とのか かわりを考えるとき、私個人は「ニセ科学」の問題は極めて重要であると考えるのだ が、恐らくはこの問題に注目していない研究者(自然科学者・科学論者・社会科学者 を問わず)がほとんどだろうし、それどころか問題の存在