警察庁は2023年3月2日付で、2022年中の交通事故の状況を精査した報告書となる「令和4年における交通事故の発生状況等について」を公開した(【警察庁リリース発表ページ】)。今回はこの公開値を基に、年齢階層別の交通事故による死者数を複数の切り口でグラフ化した上で、状況の確認と精査をしていくことにする。高齢化の進行とともに増加を示すと言われている、高齢者の交通事故による犠牲者の動向に、特に注意を払いたい。 全体では漸減する事故死者数、増える高齢層比率 まずは積み上げ式と個々の年齢階層の動きを折れ線グラフにした、年齢階層別事故死者数の推移。これは「事故発生から24時間以内に死亡した人」に限定している。また、直近年に関しては実数値のグラフも作成した。 なお今グラフも含め、今記事で作成したグラフについては、過去の値も後日発表された修正値を確認した上で反映している。また、積み上げグラフでは原典の区分
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く