今、世界のサステナビリティ・CSR業界ではアジアに対する注目度が急速に高まっています。環境から人権にいたるまで多くの社会課題を抱えるアジアでは、2013年のインドのCSR義務化、2014年の中国と米国のCO2削減に関する歴史的合意など各国の政策的後押しに加え、社会課題を事業機会と捉えて積極的にサステナビリティ活動を展開する多国籍企業や地場企業が急速に増えているのです。 このような状況を踏まえ、日本企業はアジア、そして世界の中でどのように存在感を出していくべきか。今回はアジア最大のCSR戦略コンサルティングファーム、CSRアジア東京事務所の代表を務める赤羽真紀子氏に、これまでのCSR担当者としての自身の経験から見てきたアジアや世界、そしてアジアのCSRの現状、日本企業の課題などについて詳しくお話を伺ってきました。 CSRアジア東京事務所代表 赤羽真紀子氏インタビュー:日本企業の課題は「報告」