民主、国民新が合併へ 郵政民営化見直しで合意2008年9月16日15時8分印刷ソーシャルブックマーク 郵政民営化見直しを受け入れ、国民新党の綿貫代表(左)と握手する民主党の小沢代表=16日午前、国会内、松本敏之撮影 民主、国民新両党が16日、解散・総選挙前の合併に向け最終調整に入った。小沢代表が同日、綿貫代表と国会内で会談し、国民新党が主張してきた郵政民営化見直しを民主党が受け入れることで合意。これを受けて国民新党は、合併に向け党内協議を進める方針で、22日にも合併で合意する見通し。事実上の吸収合併になる。 両党合併は、総選挙で野党票の分散を懸念する民主党が水面下で打診し、国民新党内で調整が続いていた。小沢氏は15日の記者会見で「一つになるということも選択肢。綿貫さんと話してみたい」と語っていた。 国民新党内には、総選挙後の政界再編をにらみ、自民党との連携も視野に入れた第三極路線論も根強か