声を張り上げ、選手に指示を送る浦和レッズのミハイロ・ペトロビッチ監督。サンフレッチェ時代の2007年にJ2降格も経験したが、翌年、勝点100を積み上げて1年でJ1復帰を果たした。 プロである以上、すべては結果である。それは変わることのない原理原則だ。ただし、何をもって“結果”と見なすのかは、Jリーグが世界のトップリーグのひとつになるためにも、しっかりと議論しておくべきテーマだろう。浦和レッズを率いるミハイロ・ペトロビッチ監督の記者会見で、あらためてそのことを再認識させられた。 5月16日、ナビスコ杯第4節、川崎フロンターレ対浦和レッズ(0対3)の試合後、ペトロビッチ監督が会見において「風間八宏新監督率いる川崎の印象は?」と問われたときのことだ。ペトロビッチ監督は、「自分は相手チームについて話す立場にはない」と断ったうえで、こう語り始めた。 「サッカーの世界では、たった2週間で何かを大きく変
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