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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/idconsult (3)

  • おにぎり と その周辺 - 感染症診療の原則

    おにぎり・・・といえば一般的には「お弁当」とか「遠足」ですがー(え?コンビニ?) 感染症ワールドでは「ブ菌」ですね。正式名は「ブドウ球菌」(ぶどうきゅうきん)です。 もやしもんの図鑑をみたら、紫色でブツブツぶどうのように並んでいました。さすが。 品安全委員会作成 平成23年『ブドウ球菌中毒ファクトシート』 『『ブドウ球菌とエントロトキシン研究の最近の進展』 「ごはん中での黄色ブドウ球菌の増殖と毒素エンテロトキシンの産生を温度、時間毎に調べました」 手にはたくさんの細菌がついていますので、握った直後はよいとしても(よくない菌もありますが)、その後時間をおいてべると「お腹イテー」な状態になることがあるわけです。 症状としては、激しい吐き気・嘔吐、腹痛、下痢などですが、ポイントとして「発症するまでの時間」が比較的短い0.5~6時間(平均3時間)ということがあります。 菌は熱によわいのですが

    おにぎり と その周辺 - 感染症診療の原則
    sirocco
    sirocco 2012/08/21
    "菌は熱によわいのですが、菌が作る毒素は100℃30分間の加熱しても無毒化されません。"
  • 「予防接種しないと何か問題か?」という親の質問 - 感染症診療の原則

    (新潟症例情報のところ一部修正) 予防接種を子どもにしたくないという親から「しないと人生上なにか不都合があるのでしょうか?」と聞かれました。 集団免疫の話などはまた別の機会に。ここではご人のリスクを考えてみたいと思います。 「医学部とか看護学部とか教育学部の進学はあきらめますかねえ・・・」(実習できない→免許はとれない) 「アメリカやオーストラリアなどメジャーなところの留学とか駐在も難しい、問題がおきると大ごとですかねえ・・・」 「妊娠育児のとき怖いでしょうねえ・・・」 といったらそんなことは考えたこともなかった、といわれました。 (まあ、その頃には人が自分の意思で接種できますが。それまでが怖い) 医療関係者としては「怖い」が先にきます。 怖さの実感が一般の人と医療者でずいぶんことなります。 医療機関には当然のことながら重症になった人がきます。 このため、医療者は子どものときに予防接

    「予防接種しないと何か問題か?」という親の質問 - 感染症診療の原則
    sirocco
    sirocco 2010/07/15
    正しい知識は重要!
  • 感染症と「社会の暗部」 - 感染症診療の原則

    記者会見をマニュアル思考でした行政、関係無い人たちには不要な個人に関わる情報を掲載したメディア。 病気の疑い、病気になった「ケアを必要とする」人たちが責められ追い込まれた原因は記者会見や報道だけだったでしょうか。 医療者は個人を守る砦でなくてはならないと思うことの多い数週間でした。 疫学データは対策上必要でしたし、サマリーの説明が行政からあってもいいのかもしれませんが、来個人情報を守る立場の専門家に白衣を着せて(記者会見に白衣はパフォーマンスでしかない)、個人の病状説明をする必要性はなかったはずです。 多くの人が恐怖を感じた映像でした。 神奈川新聞がていねいに「その後」をおっています。 ------------------------------------------------------------------- ■社会の暗部”が噴出/横浜 高校生インフルの疑い(5月31日カナコロ

    感染症と「社会の暗部」 - 感染症診療の原則
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