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ブックマーク / gogen-yurai.jp (10)

  • 木偶の坊/でくのぼう - 語源由来辞典

    木偶の坊の意味 木偶の坊とは、役に立たない者や、気の利かない人を罵っていう言葉。 木偶の坊の語源・由来 木偶の坊は、木彫りの操り人形の「木偶(でく)」ことである。 木偶の坊が役立たずの意味となった由来は、「木偶」のみでも役に立たない人を意味するため、木の人形を無能な人にたとえたことによるものか、人形が手足のない木の棒のようなものであったことからとされる。 ただし、「木偶の坊」の「坊(ぼう)」は、親しみや軽い嘲りを表す接尾語として用いられているため、「木偶の棒」と書くのは誤りである。 この人形が「木偶の坊」と呼ばれるようになった由来は、「でくるぼう」とも言われたことから、「出狂坊(でくるひぼう)」を語源とする説。 「手くぐつ」が訛った「でくる(坊)」から「木偶の坊」になったとする説などが有力とされるが、正確な語源は未詳。 その他、泥人形の「泥偶(でいぐう)」が訛り「でく」になったとする説もあ

    木偶の坊/でくのぼう - 語源由来辞典
    sirocco
    sirocco 2018/05/01
    「でくのぼう」とは人形浄瑠璃の人形のこと。人を罵倒するのに使ったりするが、人形は自分では何も出来ない。ゆえに、比喩として使われることば。
  • 寵児/ちょうじ - 語源由来辞典

    寵児の意味 寵児とは、特別にかわいがられる子供。世間にもてはやされる人。 寵児の語源・由来 寵児の「寵」を「チョウ」と発音するのは漢音で、呉音では「チュウ」。 「寵」は龍を屋内に囲い、大切に養うさまを表した漢字で、「寵愛」や「寵する」など、特別にかわいがることを意味するようになった。 そこから、特別にかわいがられる子供を言うようになり、「時代の寵児」というように、世間にもてはやされる人気者や流行児の意味でも「寵児」は使われるようになった。 寵児の類語・言い換え 人気者/流行児/流行りっ子/売れっ子/時の人/話題の人/渦中の人/有名人/スター/花形/風雲児/カリスマ/ヒーロー/英雄/スーパースター/アイドル/麒麟児/ホープ/成功者/今太閤/優者

    寵児/ちょうじ - 語源由来辞典
    sirocco
    sirocco 2016/12/19
    時代の寵児(ちょうじ)。「飛ぶ鳥を落とす勢い」「肩で風を切る」「世界精神(byヘーゲル)」「一世を風靡した」・・・。
  • 面白い/おもしろい - 語源由来辞典

    面白いの意味 面白いとは、楽しい。愉快だ。滑稽だ。おかしい。興味深い。心を惹かれる。 面白いの語源・由来 「面白し」という語が、現代の面白いとほぼ同じ意味で上代より使われているため、語源の特定は難しいが、以下の説が有力とされている。 面白い(面白し)の「面」は目の前を意味し、「白い」は明るくてはっきりしていることを意味した。 そこから、目の前が明るくなった状態をさすようになり、目の前にある景色の美しさを表すようになった。 さらに転じて、「楽しい」や「心地よい」などの意味を持つようになり、明るい感情を表す言葉として広義に使われるようになった。 その他、面白いの語源には、昔、火を囲んで話をしていたところ、面白い話になると皆が一斉に顔を上げ、火に照らされた顔は白く浮かび上がったところからといった説もある。 しかし、この説は「面」と「白い」から作られた、後世の俗説である。 面白いの類語・言い換え

    面白い/おもしろい - 語源由来辞典
    sirocco
    sirocco 2015/12/10
    映画評論家の佐藤忠雄さんの本に「面白い」の語源の話があった。「面白い」は「おもて・顔」が白い。夜、たき火の前で何か話をしたり演じたりする。そのたき火に照らされた顔だという誰かの説を紹介していた。
  • 羊頭狗肉/ようとうくにく - 語源由来辞典

    羊頭狗肉の意味 羊頭狗肉とは、実質や内容が見かけと一致しないこと。見掛け倒しのこと。 羊頭狗肉の語源・由来 羊頭狗肉は「羊頭を掲げて狗肉を売る」を略した四字熟語で、出典は中国宋時代の禅書『無門関(むもんかん)』。 羊頭とは羊の頭のこと、狗肉は犬の肉を意味する。 店頭の看板には羊頭を掲げておきながら、実際には狗肉を売る意味が転じて、羊頭狗肉は見せ掛けは立派だが実物は違うといった意味になった。 さらに、ごまかしのたとえとしても、羊頭狗肉は使われるようになった。 羊頭狗肉の類語・言い換え 羊頭を掲げて狗肉を売る/羊頭馬脯/羊頭を掲げて馬脯を売る/羊頭を懸けて馬肉を売る/牛頭馬肉/牛首馬肉/牛首を懸けて馬肉を売る/牛首を門に懸けて馬肉を売る/羊質虎皮/羊質にして虎皮す/玉を衒いて石を売る/看板に偽りあり/看板倒れ/誇大広告/誇大表示/有名無実/見掛け倒し/こけおどし/張りぼて/張り子の虎/言行齟齬

    羊頭狗肉/ようとうくにく - 語源由来辞典
    sirocco
    sirocco 2014/11/07
    羊頭狗肉(ようとうくにく)の狗肉は犬の肉。犬の肉って美味しくないの?
  • 大袈裟/おおげさ - 語源由来辞典

    大袈裟の意味 大袈裟とは、物事や話を実際以上に誇張するさま。必要以上に大きいさま。 大袈裟の語源・由来 大袈裟は、僧侶の着る法衣の袈裟に「大」が付いた語で、来は「大きな袈裟」のことであった。 おおげさの語源は、「大それた」や「大胆な」といった意味の「おおけなし(おほけなし)」と同源の「大気さ(おほげさ)」で、その音と意味が似ていることから、僧侶の着る「大袈裟」を使った表記になったとされる。 一説には、臨済宗の開祖『栄西』が大袈裟を着て町を歩き、物の言い方も大きかったことから、必要以上に誇張することを「大袈裟」と言うようになったとする説もある。 しかし、物事が必要以上に大きい意味で「大袈裟」が用いられたのは近世以降である。 「大袈裟な話」というように、必要以上に大きな話で疑わしく感じられる意味が含まれるのは、更に後となるため、鎌倉初期の禅僧の言動が語源とは考え難い。

    大袈裟/おおげさ - 語源由来辞典
    sirocco
    sirocco 2014/05/09
    「おおげさ」は「大袈裟」と書いて、袈裟はお坊さんの着る袈裟だから、どんな意味があるの? 当て字っぽい。
  • 居丈高/いたけだか - 語源由来辞典

    居丈高の意味 居丈高とは、人を威圧するような態度をとるさま。威丈高。いだけだか。 居丈高の語源・由来 居丈高の「居」は、「居る」のこと。 居るは「その場所に存在する」の意味で用いられる動詞だが、元々は「座る」を意味する。 「丈」は、背丈のこと。 つまり、居丈高は「座った時の背が高いこと」が来の意味である。 そこから、「背筋を伸ばして体を大きく見せる」という意味に転じた。 更に、そのような態度から、居丈高は「体を反らせて相手を見下す」「威圧するような態度をとる」の意味も表すようになった。 漢字で「威丈高」とも表記されるが、語源からも分かるように「居」が正しい表記で、「威」は意味からの当て字である。 居丈高の類語・言い換え 高飛車/タカビー/高圧的/威圧的/高姿勢/頭ごなし/嵩高/嵩高い/偉そう/態度が大きい/頭が高い/腰が高い/腰高/大柄/横柄/横風/大風/権高/傲慢/高慢/天狗/高慢ちき

    居丈高/いたけだか - 語源由来辞典
    sirocco
    sirocco 2014/01/06
    「座った時の背が高いこと」本来の意味。「背筋を伸ばして体を大きく見せる」更に「体を反らせて相手を見下す」「威圧するような態度」に使われるようになったそうです。
  • 揚げ足を取る/あげあしをとる - 語源由来辞典

    揚げ足を取るの意味 揚げ足を取るとは、言葉尻や言い間違い、ちょっとした失敗などを取り上げて相手を責めたり、からかったりする。名詞形は「揚げ足取り」。 揚げ足を取るの語源・由来 揚げ足を取るの「揚げ足」は、相撲や柔道などで、相手が技を掛けようとして揚げた足を意味する。 その揚げ足を取って相手を倒すことから転じ、相手の失言や失敗につけこんで皮肉を言ったり、やり込めることを「揚げ足を取る」と言うようになった。 「あげあし」の漢字は「挙げ足」や「上げ足」が使われることもあるが、単に、上へあげた足の意味にもなってしまうため、「揚げ足」を用いるのがよい。 また、「上げ足」は取引で相場が上昇に向かうことも意味し、相場が下降に向かうことは「下げ足」と言われる。 揚げ足を取るの類語・言い換え 目くじらを立てる/重箱の隅をつつく/粗探しをする/言葉尻をとらえる/片言隻語をとらえる/細かいことに口を出す/けちを

    揚げ足を取る/あげあしをとる - 語源由来辞典
    sirocco
    sirocco 2013/05/01
    「揚げ足」は、相撲や柔道などで相手が技を掛けようとして揚げた足のことらしい。それを取る。
  • 臍繰り/へそくり - 語源由来辞典

    へそくりの意味 へそくりとは、倹約や内職をして内緒で貯めたお金。 へそくりの語源・由来 へそくりは「臍繰り金(へそくりがね)」の略だが、へそくりの「へそ」と、人間の「へそ(臍)」は全く関係ないものである。 漢字の「臍」は混同からの当て字で、来は「綜麻繰り金」と書く。 綜麻(へそ)とは、紡いだ麻糸を環状に幾重にも巻きつけた糸巻きのことで、「苧環(おだまき)」ともいう。 その綜麻を繰って貯めたお金を「綜麻繰り金」と言い、「へそ」が人間の臍(へそ)と誤解され、「臍繰り金」と書かれるようになったのである。 さらに、臍は「ほぞ」とも言うことから、へそくり(金)は「ほぞくり金」や「ほぞくり」「ほぞ金」などとも呼ばれた。

    臍繰り/へそくり - 語源由来辞典
    sirocco
    sirocco 2013/03/17
    へそくりの「へそ」ってお腹にあるへそとは全然違うのね・・・Orz
  • 有耶無耶/うやむや - 語源由来辞典

    意味 うやむやとは、物事がはっきりせず曖昧なままであること。 語源・由来 うやむやは、「もやもや」などと同系の和語と思われるが、はっきりしていない。 「有りや無しや(ありやなしや)」を漢文調に書いた「有耶無耶」が、いつの間にか音読され「うやむや」になったとする説もある。 しかし、「有耶無耶」は漢文調に書いたのではなく、元々漢文で、その訓読が「ありやなしや」である。 また、「うやむや」の当て字として、読みも意味もぴったり合う「有耶無耶」が漢字表記として使われるようになったものであり、うやむやの語源を漢文の「有耶無耶」に求めることも間違いである。

    有耶無耶/うやむや - 語源由来辞典
    sirocco
    sirocco 2012/08/02
    読み方を調べようとした瞬間に閃いて読めた。
  • 一入/ひとしお - 語源由来辞典

    ひとしおの意味 ひとしおとは、他の場合より程度が増すさま。いっそう。ひと際。「喜びもひとしお」などと用いる。 ひとしおの語源・由来 ひとしおの「しお」は「塩」ではなく、染め物を染料につける回数のことで、ひとしおは染料に一回浸すことを意味する。 二回つけることは「再入(ふたしお)」、何回も色濃く染め上げることは「八入(やしお)」「百入(ももしお)」「千入(ちしお)」「八千入(やちしお)」と言った。 一回つける毎に色が濃くなり鮮やかさが増すことから、ひとしおは「ひと際」などを意味する副詞として、平安時代頃から用いられるようになった。 回数の意味で用いる「しお(しほ)」は上代から見られる語で、語源は「湿らす」「濡れる」などを意味する「霑る(しおる)」か、「潮時」「潮合」などの「しお」と考えられている。 漢字で「一入」と書くのは、染め物を入れる意味からの当て字である。 ひとしおの類語・言い換え ひ

    一入/ひとしお - 語源由来辞典
    sirocco
    sirocco 2011/05/16
    喜びもひとしおの「しお」は染め物を染料につける回数のことで、ひとしおは染料に一回浸すことらしい。二回つけるのは「再入(ふたしお)」。一回つける毎に色が濃くなり鮮やかさが増す。
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