最近、「脱・オタクファッション」を謳った本が出ているらしい。で、http://kammyblog.seesaa.net/article/10674255.htmlや「電車男スタイリング・バイブル」を読んだ - 刺身☆ブーメランのはてなダイアリーなどのレビューを読んで、なんとなく得心した。 オタクと非オタの間には、暗くて深い河がある。 オタクは基本的に対人関係に対して否定的である。芸能もスポーツも政治も経済も興味がない(人によっては特定分野に興味を持つだろうが)ので世間話のしようもないし、そもそも親しくない人と話すことに極度の緊張感と恐怖感を覚える。 だから基本的に世間から一歩離れたところに生きる。そうすると対人関係を構築しなくて良いから、自然とそれに必要な部分がスポイルされる。その一つがファッションである。 オタクとて美的感覚が全く異なる生き物ではない。モデルや店頭マネキンのコーディネート