米国の宝くじ「パワーボール」の抽選が13日あり、AP通信によるとカリフォルニア、フロリダ、テネシーの3州で当たりくじが出た。運営団体によると、賞金は約15億ドル(約1769億円)に達しており、宝くじとして史上最高になる可能性がある。賞金は3人の当選者の間で分けられることになる。 「パワーボール」は1~69の数字五つと、1~26の数字一つを選ぶ仕組み。週2回抽選があり、当たりくじが出なければ賞金は次回に繰り越される。今回は昨年11月4日から当選者がなく繰り越しが続いたうえ、注目が集まってくじを買う人も増え、賞金が記録的な数字となった。カリフォルニア州の当たりくじは、ロサンゼルス近郊のコンビニで発売されたという。 運営団体によると、1口2ドルのくじが当たる確率は、約2億9千万分の1。当選者は30年間にわたって分割で賞金を受け取るか、より少ない額を一度にもらうか、選択できる。(ニューヨーク=中井
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