漫画「鬼滅の刃」が記録的なヒットとなるなど、日本の作品が注目を集める中、海外のインターネットサイトに日本の漫画を無断で掲載する海賊版の被害が急増しているとして、出版社の団体や超党派の議員連盟などが政府に対策を求める提言書を提出しました。 海賊版サイトのうち、日本からのアクセスの多い上位10サイトへのことし8月と先月の月間のアクセス数の合計は、それぞれ1億5000万前後に上り、史上最悪の著作権被害を出したと言われる海賊版サイト「漫画村」のときを上回っているということです。 大手出版社によりますと、海賊版サイトは、現在確認されているだけでも700ほどに上り、月に数万件の削除要請を出していますが、海外のサイトは要請に応じなかったり、削除されたとしても、URLを変更して再び開設したりすることも多く、対策が困難だということです。 出版社の団体によりますと、「漫画村」のときはおととし2月までの半年間で
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