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ブックマーク / note.com/shuho_sato (6)

  • 漫画村の閉鎖によって漫画の売り上げは回復したのか?|佐藤秀峰

    結論から書くと、漫画村の影響を現時点で判断することはできません。 世界はもっと複雑です。 こんな記事がありました。 漫画村消滅で電子書籍売上「増えた」 カドカワ川上氏が見解示す 以下、記事からの引用です。 『「漫画村が見られなくなってから、電子書籍の売上に変化はありましたか」との質問に対し、「それはもう増えましたね」と即答。』 こんな記事もあります。 メディアドゥが「海賊版サイトの影響」で業績下方修正 海賊版サイトの影響示すデータも公開 資料として4つのグラフが示されています。 ・ある若年層向け電子書店の売上を示したもの ・ある電子書店における「ある大手漫画出版社A」の売上額推移をグラフにしたもの ・別の出版社Bの電子漫画売上(前年同月比)を月別にグラフ化したもの ・ある人気タイトルの最新刊とその前巻の売上を年齢別に比較したもの 漫画村が流行った時期、いずれのグラフも前年と比較して伸びが鈍

    漫画村の閉鎖によって漫画の売り上げは回復したのか?|佐藤秀峰
    sisya
    sisya 2018/06/27
    「漫画村がつぶれて売り上げが増えた」という言説は一種の営業トークなのだと思う。実際に効果がでるのはまだ先で現状では効果がわからないが、今「増えた」とアピールすることで顧客に「じゃあ買おう」と思わせたい
  • 植田正明氏による損害賠償請求事件のご報告|佐藤秀峰

    「平成27年(ワ)第6362号、同第35481号 損害賠償請求事件」「平成29年(ネ)第914号 損害賠償・同反訴請求控訴事件」につきまして、ご報告いたします。 この事件は、植田正明氏(twitter: @udx)を原告とし、佐藤秀峰および有限会社 佐藤漫画製作所を被告として、植田氏に対する名誉毀損や信用毀損に対する慰謝料など200万円を求めたものです。(途中、植田氏は被告に対する請求を200万円から2億200万円に拡張) それに対し、佐藤秀峰および有限会社 佐藤漫画製作所は、植田氏に400万円の損害賠償を求める反訴を提起いたしました。 裁判は二審まで行われ、一審、二審とも植田氏の主張は退けられました。 私の提起した反訴は、二審で認められ、植田氏に400万円の支払いが命じられました。 その後、植田氏が最高裁に上告することなく、2017.10.12に判決が確定いたしました。 詳しくは判決文、

    植田正明氏による損害賠償請求事件のご報告|佐藤秀峰
    sisya
    sisya 2018/03/22
    反訴されて負けているというところに哀愁を感じる。最初から勝ったら騒ぎ立て、負けたら黙るつもりだったのだろう。裁判をお墨付きを得るだけの機関だと勘違いしている節がある。
  • 「三田紀房先生に残業代を請求したことについて」というブログを読んで感じたこと|佐藤秀峰|note

    漫画家の三田紀房さんの元で11年と7カ月間、アシスタントをしていたというカクイシシュンスケさんのブログを読みました。 三田紀房先生に残業代を請求したことについて このブログは下記の記事に対して書かれたもの。 「週休3日、残業禁止、「作画完全外注」――漫画家・三田紀房が「ドラゴン桜2」で挑む働き方改革」元記事には以下の記述があります。 「現在、三田のアシスタントが働くのは9時30分から18時30分まで。休憩は自由にとることができるが、残業は禁止されている。彼らは原則週4日勤務で、長期休暇を含めて年間約160日の休みが与えられている。」 それに対し、カクイシさんは「残業は今までさんざんしましたよね?」と疑問を呈しています。 「休憩を自由にとることができるというのは、トイレに行ったりコーヒーをいれに行ったりすることのことですか?それも休憩と言えば休憩かもしれませんが、ものの数分ですよね。喫煙者の

    「三田紀房先生に残業代を請求したことについて」というブログを読んで感じたこと|佐藤秀峰|note
    sisya
    sisya 2018/01/09
    インセンティブの件については、「払う」と言ったものを払っていない点が問題で、最初からないとしていたのなら問題なかったように思う。
  • Amazonを訴えてみた|佐藤秀峰

    こんにちは、佐藤漫画製作所の佐藤秀峰です。 「海猿」や「ブラックジャックによろしく」という漫画を描いていました。 現在は「特攻の島」と「Stand by me 描クえもん」を執筆中。 ピークを過ぎた漫画家です。 最近は紙のが売れなくなってきたので、電子書籍の販売に力を入れています。 Web漫画雑誌を発行したり、出版社を介さずに電子書籍ストアと契約して著作を販売したり、電書バトというサービスを展開し、漫画家さんからお預かりした作品を電子書籍ストアで販売するお手伝い(=電子書籍取次)をしています。 いわゆる漫画家のイメージとはちょっと違う仕事もしています。 ここ数年、取次業務のボリュームが大きくなっており、漫画を描く時間がなかなか取れないのが悩みです。 さて、2017年1月16日、佐藤漫画製作所は通販大手アマゾン・サービシズ・インターナショナル(以下:アマゾン社)に対して、訴訟を提起しました

    Amazonを訴えてみた|佐藤秀峰
    sisya
    sisya 2017/05/19
    amazonは訴状を受け取るまでの半年もの間、のらりくらりと相手の言い分を交わし続けていたのか。そもそもの身勝手な契約変更すら認められたものではないが、その後のやりとりも到底善良な企業とは思えない。
  • 電子書籍業務日誌1|佐藤秀峰

    電子書籍業界に関わる中で経験した出来事を書き連ねていきます。 電子書籍取次サービス「電書バト」運営中。ウソみたいな当の話。 先日、複数の電子書籍ストアで配信中の有名漫画作品が、作家の許諾を得て配信していない著作権侵害事案であると判明し、調査を進める内に、なぜか不法行為を行なっている出版者から連絡が来て直接対決することになり、ひとまず勝利、通報するところまで完了しました。 一連の経緯はこんな感じ。 とある有名漫画作品がありました。 その作品はすでに多くの電子書籍ストアで配信されていましたが、出版者が虚偽の売上報告に作成しロイヤリティを不当に懐に入れていたことなどが判明 作家は、契約違反を理由にその出版者と配信契約を解除をすることを決断し、弊社電子書籍取次サービス「電書バト」を利用することに。(詳しく説明すると長い上に逮捕者が出そうなので、ひとまず割愛。気が向いたら書きます) →契約解除にあ

    電子書籍業務日誌1|佐藤秀峰
    sisya
    sisya 2016/09/07
  • 電子書籍は漫画家の希望となるか?|佐藤秀峰

    佐藤漫画製作所が運営する「電書バト」サービスの2016年2月期売り上げランキングトップ10が発表となりました。 電書バトNEWS 「電書バト」とは、「誰でも電子書籍を販売することができる電子書籍取次サービス」です。 プロアマ問わず、簡単なクオリティチェックを通過すれば、どなたでもご自分の作品を国内主要電子書籍ストア約50カ所で販売することができます。2014年11月にスタートし、取り扱い作品数がまだ100タイトルにも満たない小さなサービスですが、出版社を介さずに作家の皆さまが直販に近い形式で作品を電子書籍販売できるようお手伝いしています。 「電書バト」サービスでは、今年2月に取り扱い全作品を対象に大規模なセールを実施しました。そのセールの結果の一部を発表したものがリンクの記事となります。 記事の中からランキング表を引用します。 表からお分かりいただけるかと思いますが、セールは大成功でした。

    電子書籍は漫画家の希望となるか?|佐藤秀峰
    sisya
    sisya 2016/05/26
    この数字は確かにすごい。最近は新古書店に行っても2年以内程度に発売された本もしくは連載中のものが大半で、10年前の本や連載終了したものはかなり手に入りにくくなっている印象がある。
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