一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)は5月25日、定例の年次記者会見を開催、2015年度の事業概要などについて報告した。 都倉俊一前会長の任期満了に伴い、4月より会長に就任した作詞家のいではく氏は、冒頭の挨拶で「会長就任時、職員には2つの事をお願いした。1つは、明るく元気にあいさつすること。もう1つは、権利を信託してくれている権利者のため、そして楽曲を利用してくれる方々のために、と考えて行動すること」と説明。「JASRACは税務署以上に冷たい、といった評価を得ないよう活動しようということ」と就任の意気込みを語った。 2016年度の使用料徴収額は約1116億7000万円(前年比0.7%減)と微減。「演奏等」の分野ではコンサート市場が過去最高規模に活況だったことに加え、社交ダンス教授所以外のダンス教室の管理を開始、その契約締結が順調に進んだことなどから前年度実績を上回った。 依然とし
![使用料徴収額は微減へ--JASRAC新会長の意気込みは「冷たい団体の評価を受けないよう」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/13ab7e6af3b035086bbfaff069c7b97616ce3c5e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2016%2F05%2F26%2F0e6b990d6ddde82522d3eaa1eec35aa1%2F160526_jasrac_01.jpg)