裏渋谷と言ったらいいだろうか。少し古ぼけたビルの中に、Bedwinの発想の拠点はある。古さが味となった、といった風情。シンプルな中に強烈な個性が漂う空間、それがBedwinデザイナー、渡辺真史の発想の現場だ。そこで、彼はこれまで、そしてこれからのBedwinについて語りだす。 「最近は、ショップでインスタレーションをやったりカタログを作ったりと、Bedwinの世界観を伝えようということを始めました。 さらに、台湾を始め、アジアからヨーロッパまで、世界に少しずつ進出しています。そうそう、海外の友達から、ARICAを見たよって言われましたよ。」 Bedwinはただでも展開を厳選し、ましてやWEBで入手可能な のはARICAだけだという。 「最初お話を頂いた時に、ARICAと僕たちは近いなと感じました。それまではWEBでの展開は考えていませんでした。広げすぎるとブランドがなかなか見えてこない