韓国政府が「慰安婦が強制連行された証拠はない」と発言し、韓国内で反発を受けている。このほど、複数のネットニュースが報じた。 レコードチャイナによると、韓国の女性家族部が新しく作った小中高生向け歴史教材のうち、教師用の資料で、慰安婦が「自分の意思に反し、慰安所に動員された女性たち」と説明されていた。これについて、「『強制的』というよりも柔らかい表現で、日本側に有利に記述している」という指摘があったが、女性家族部の関係者は、「『強制動員された』という証拠はないので、その表現を直接的に入れることは難しい」と回答したという。 日本軍による慰安婦の強制連行の証拠がないというのは事実だ。「生き残った慰安婦被害者の証言が証拠」という声が大きいが、証言の中には、「親に売られた」と語っている人や、記憶している年代が1945年以降であるなど、ずれている人もいる。発言の内容は公表される前に検証されなかったようだ