こんにちは、船井総合研究所の小林昇太郎です。 今回は、前回ご説明した「顧客が断れない提案」とはどういったものなのかをもう少し整理してみたいと思います。 「顧客が断れない提案」とは一体何なのかを考えていく上で、もう一つ抑えておきたいキーワードがあります。それは「御用聞き営業」というキーワードです。 一般的に営業活動において使われる「御用聞き営業」という言葉は、「提案営業ができない」、「お客様の言いなり」というように、必ずしもあまり良い意味では使われていません。 しかし、私はこの「御用聞き」という言葉にはもっと深い意味があり、こういう厳しい時代だからこそ、ここから学ぶべきいくつかの重要な要素を含んでいる言葉であると考えています。 ではどういった意味に解釈するべきなのか、それは、徹底してお客様を知りつくし、それぞれの「お客様」や「お客様のお客様」が抱えている要望や問題までを深く理解していくことと