独ベルリンの水族館で飼育されているタコ(2014年1月30日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/DPA/ JENS KALAENE 【8月13日 AFP】中米沖に生息する謎のタコについて、その特異な行動への理解をさらに深めたとする研究報告が12日、発表された。このタコは、腕を伸ばして獲物を軽くたたき、驚いて逃げる獲物を他の腕に誘い込んで捉えるという。 米オンライン科学誌プロスワン(PLOS ONE)に掲載された研究論文によると、このタコ(英名:Larger Pacific Striped Octopus)は、荒々しい交尾行動や、集団での移動を好む性質がこれまでに確認されているという。 このタコは、1970年代に中米で初めて発見されたが、その特異さから、当時の科学者らはこのタコをどのように理解したらよいか分からなかった。しかし、飼育下での研究を重ね、その行動のさらに幅広い実態が、こ