写真提供:カナダ大使館/Misako Terauchi 〜「音響」的自伝〜の、後記 昨年に続き、トリオ編成のバンドでビルボードライブ東京に来日した、ダニエル・ラノワ。U2、ピーター・ガブリエルら他多数のヒット作の大物プロデューサーだ。今年邦訳が発売となった、彼の著書『ソウル・マイニング 音楽的自伝』の訳者である鈴木コウユウ氏による貴重なインタヴュー。 ──先日ビルボードでライヴを見させていただいたのですが、まず音量に驚きました。 「大きすぎた?」 ──いやかなり静かだったのです。いわゆるロックの音量を予想していたのに、演奏が始まった瞬間、音が小さくてみんなびっくりしてました。 「あのくらいの音量があのハコには合ってたと思うけどね。本来はバンドのメンバーが自分たちで音量を調整すべきだと思うから。うちのバンドはジャズ・バンドくらいの音量だけど、それでいいんだよ」 ──ギターアンプはVOXでした
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