By: Ron Cogswell – CC BY 2.0 前回の記事で、 本書から私は極めて多くのことを学びました。日記やライフログや「病的なくらい偏執的なタスクシュート」を運用している意義も、再確認できた気がします。それについてはおいおい考察しつつまた報告します。 日記で「豆腐メンタル」を補強する | シゴタノ! こう結びましたので、その流れで書いてみたいと思います。 私がTaskChuteを使ってはっきり理解したのは「特定の目標に向かって大半の時間を費やす」などというのは簡単なことではないし、まして「自分の全時間を同一の目標に捧げる」など、非現実的で不可能だということです。 夏目漱石が「私の個人主義」という有名な講演の中で、次のように言っていますが、ここの「国家」を「目的」ないしは「夢」に置き換えても、同じことが当てはまると思うのです。 国家は大切かも知れないが、そう朝から晩まで国家国