9月1日、財務省が1日発表した4─6月期の法人企業統計(金融業・保険業を除く)によると、全産業の設備投資額(ソフトウエアを除く)は3四半期ぶりに前期比減少した。都内の工事現場で6月撮影(2017年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [東京 1日 ロイター] - 財務省が1日発表した4─6月期の法人企業統計(金融業・保険業を除く)によると、全産業の設備投資額(ソフトウエアを除く)は3四半期ぶりに前期比減少した。経常利益は過去最高となったものの、設備投資に資金が回らない姿が続いている。特に製造業は前期比で2期連続の減少、前年比でも3期ぶりの減少となり、勢いがない。人手不足対応の省力化投資が期待されている非製造業も、4期ぶりに前期比減少に転じた。 設備投資はソフトウェアを含む前年比では、全産業で前年比1.5%増となり、3期連続で増加した。しかしその勢いは足元で鈍化、前期比(ソフトウェアを