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  • 愛していると言ってくれ - 春巻たべた

    もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら作者: 岩崎夏海出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2009/12/04メディア: 単行購入: 46人 クリック: 1,027回この商品を含むブログ (148件) を見る※重大なネタバレを含みます まず、同名のエントリから引用。 その瞬間、一筋の電光がみなみちゃんの身体を貫いた。 その言葉は、一つの啓示となってみなみちゃんの心に突き刺さる。心を裏返されたような気持ちになり、呆然と立ちつくす。身体がブルブルと震え、その瞳からは大粒の涙がぽろぽろとこぼれ落ちる。鼻の奥がつんとして、喉からは嗚咽がもれる。「やるしか……やるしかないのだ!」 みなみちゃんはそう決意する。そして自らの裡に確認したひとかけらの真摯さとドラッカーのを味方に、一人のマネージャーとして――それは真の意味のマネージャーとして――野球部のマネジメン

    skeleton-lair
    skeleton-lair 2010/03/07
    幸福を望む人間はその一事によって幸福ではないよね。/「望むな、さらば見つけられん」が青い鳥の教訓。
  • ほしのこえ - 春巻たべた

    WATCHMENのDVDを買った。通して見たのは一度だけ、それからラストシーンを三度見て、あとはずっとオープニングを見続けていてる。ボブ・ディランの粘っこく甘ったるい歌声。for The Times They Are A-Changin'。「またそれ見てんの?」「先輩、オーロラを見に行きましょう」「ああん?」「グリーンランドに行くんです。明けない夜の下でワルキューレの騎行を見るんです」「何よ。寝ぼけてんの?」「時代は変わるんですよ先輩。時代は変わってゆくものなんです」「うわあちょっと来るな」「オーロラを見に行きましょう!」 殴られた。 「Dances with Wolvesって映画があるじゃないですか」「ダンス・ウィズ・ウルブズね」「あれの冒頭でですね、ケビン・コスナーがすげえ格好いい事言うわけですよ。こうです。『フロンティアを見てみたい。それが無くなってしまう前に』」「覚えてないなあ」「

    skeleton-lair
    skeleton-lair 2009/12/17
    あらかじめ失われ決して巡り逢えないものの次点。失ったものはもう二度と失えないのだからうまく失うべき。
  • ふたたび虚実について - 春巻たべた

    虚構と現実の区別がどうたらこうたら付くとか付かないとか言ってる奴を見るたびああ馬鹿なんだなあと思わずには居れなかった。僕が虚実の境界をどこに見て世界をどう認識しようが虚構はどこまでも虚構であり現実はどこまでも現実であり胡蝶の夢のたとえを引くまでもなく僕は夢と現を弁別し得ないのだから虚実の線引きなんてものはルーレットで赤に張るか黒に張るか程度の違いでしか無い。などというのは無論負け惜しみであって、おまえらは何かにつけて俺を夢見がちなバカ野郎だと笑うけれども、虚構と現実の区別を見失う方法を御存知ならぜひ教えて欲しいものだ。オタクたるもの誰だって脳内に三人の嫁と五つの世界と七振りの剣と九柱の神を持っているもので、それをもって虚構と現実の区別が付かない大馬鹿者だと笑うのは簡単だが、その実俺は俺の脳内の千の神話が虚構に過ぎないことを誰よりも知っている。かつては違ったのだろう。極光は戦乙女の鎧のきらめ

    skeleton-lair
    skeleton-lair 2009/12/17
    虚構は決して現実にならないのに現実は容易に虚構に変わる。この不均衡。
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