子どもが学校の愚痴を話し始めたらあなたはどう返しますか?『親力で決まる子供の将来』の著者で、ドラゴン桜の指南役としても知られる教育評論家の親野智可等さんが、親に必要な「話を聞く姿勢」について教えてくださいました。「共感」がもつ驚きの効能とは? 子どもの話を共感的に聞くと信頼されるようになる 子どもの話を聞くとき、大人の態度には正論型と共感型という2つのタイプがあります。 たとえば、子どもが「今日、学校で先生に叱られてむかついちゃった」と話したとします。そのとき「そんなことを言っちゃダメでしょ。そういうときはちゃんと謝らなくちゃ」と返すひとは正論型です。 「えっ、どうしたの?」「だって騒いだのは私だけじゃないのに私だけ叱るんだもの」「そうなんだ、それはイヤだよね」と返すひとは共感型です。 子どもは正論型の大人には話をしなくなります。「このひとに言ってもムダ。叱られるだけ損」と思うからです。
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