フリーアーカイブ 183回の講演、合計21746分の 吉本隆明さんの声をここに集めました。 無料無期限で公開します。 いつでも自由に、何度でも、 お聞きください。
「ほぼ日」のオフィスから、青山通りを渡って徒歩数分。 ちいさなビルの2階に、「大坊珈琲店」はありました。 写真/関戸勇 書籍『大坊珈琲店』より 仕事のあいまにふらりと訪れたり、 休日の午後に足を向けたり。 糸井重里をはじめ「ほぼ日」乗組員の何人かが、 この喫茶店に通っていました。 お店にたどり着く手前、数十メートルのところから、 誘うように、その香りは漂ってきました。 深くローストされたコーヒー豆の香り‥‥。 写真/関戸勇 書籍『大坊珈琲店』より 階段をのぼって扉を開け、カウンター席に座り、 きょうの注文を考えます。 『2番にしようかな、それとも1番‥‥』 写真/関戸勇 書籍『大坊珈琲店』より コーヒーを自分で淹れる方であれば、 上のメニューから「大坊珈琲店」のブレンドが とても贅沢なドリップであることがおわかりでしょう。 30gの豆を100ccで淹れる。 一概には言えませんが、 一般的な
若い女のコの間で、スナップ写真が流行ったでしょ。 あれが写真の性格も市場変えたよね。 でも、これからは、スナップ・レコーディングだ! 街の、発せられては(発語主体にまで)忘れられていく声、 とるに足らない無駄な音声や、くだらぬ知恵知識を、 見つけるや否や、テープを回して書き起こす怪人・・・ それが怪録テレコマンだ! 正体は、わかっている。 元ファミコン雑誌の編集者でもあり、 ダブルベッド愛好家として世界を震撼させている男。 「永田ソフト」君だ! 最終回 たんぽぽ 息子が通うことになった幼稚園には、入園式がない。 園長先生の説明によれば、 おおげさなセレモニーで子どもたちが戸惑わないように、 新しく来る園児が、公園にでも遊びに来たような感じで すんなりと新しい環境に馴染めるように、 という配慮からだという。 そこは古い幼稚園で、 園庭では子どもたちが本当に泥だらけで遊んでいる。 子どものため
谷川俊太郎さんが一夜で綴り、 松本大洋さんが二年かけて描いた絵本──。 ようやく、『かないくん』という 特別な絵本をみなさまにお届けできます。 ぜひとも、読んでもらいたい本です。 『かないくん』の発売にあたって、 まずは、谷川俊太郎さんと松本大洋さんに 対談していただきたいと考えました。 二年という時間をかけて完成した本を真ん中に置いて、 詩人と漫画家がどんなことばを交わすのか、 とても興味があったのです。 この絵本をつくるに際して、 谷川俊太郎さんと松本大洋さんが 直接顔を合わせるということはありませんでした。 まず、谷川さんが物語をつくり、 それを大洋さんに読んでいただいて、 絵にしていただきました。 描きあがっていく絵を、 要所で谷川さんに見ていただきました。 谷川さんは大洋さんの絵に まったく注文をつけませんでしたし、 大洋さんは谷川さんのことばを 絵の都合で調整したりしませんでし
伊丹さんのお父さん、伊丹万作さんの出身地で、 伊丹さん自身が高校生時代を過ごした、松山。 温暖な瀬戸内海気候、歴史があり、偉人を多く輩出。 夏目漱石の『坊っちゃん』の舞台としても有名な松山の、 周囲が広く開けた明るい場所に、 伊丹十三記念館があります。 その記念館を、7月末の小雨降る日に訪ねました。
中沢新一さんの真正面からの真剣ふりおろしは、 会場のすべての人々の魂をつかんだと思います。 1500名の聴衆に「静けさのある興奮」が訪れました。 糸井重里に邪魔されながら、 タモリさんに突っこまれながら、 旧石器時代から現代につながる人間たちの姿を、 そして未来に向けての人間たちの希望を…… 目の前に、想像させてくれたのです。 「はじめての中沢新一」 イベントの日の語りを、贈りもののように、 ほぼすべて、おとどけしてゆきます。 (これまでの「はじめての中沢新一」連載はこちらです)
岩井俊二(いわい・しゅんじ) 1963年生まれ。宮城県出身。 1988年よりプロモーションビデオと CATVの番組制作をスタートし、 CFなどで独特な映像が注目を浴びる。 1993年、 テレビドラマ 「ifもしも~打ち上げ花火、 下から見るか?横から見るか?」で 日本映画監督協会新人賞受賞。 その後、長編映画「Love Letter」を発表。 数々の映画賞に輝く。 代表作に、 「Love Letter」「スワロウテイル」 「四月物語」「リリイ・シュシュのすべて」 などがある。 最新作はインターネットで「花とアリス」 http://www.breaktown.com/を公開中。 公式HP http://www.swallowtail-web.com/
『HOMEMADE』は、2007年のほぼ日Tシャツのテーマ、 「センチメンタルテリトリー」からうまれた音楽です。 強がることも無理することもない、 めそめそしていても、しくしくしていてもいい。 すべての哀しみが肯定される場所‥‥。 そんなセンチメンタルテリトリーの世界を音で表現した、 いわばテリトリーのオリジナルサウンドトラックとして、 『HOMEMADE』はつくられました。 こころに染みる曲、きゅんとする曲、 はかなさを感じる曲、郷愁を誘われる曲、 たのしげだけど、どこかせつない曲などなど、 文字通り、センチメンタルな気分を満喫できる、 18曲がつまっています。 音楽をつくってくれたのは、ギター、ワイゼンボーンなど、 弦楽器ならなんでもこいの名手・おおはた雄一さんと、 アコースティックな響きで「いまの空気感」を つくることができるユニット・BE THE VOICEさん。 BE THE V
これまでにも何度か「ほぼ日」に登場している CM音楽プロデューサーの大森昭男さん。 (ぜひ、「ほぼ日」の目次から検索してみてください。) 1960年、三木鶏郎さんの弟子として仕事をはじめ、 1972年に独立してからは、 若き日の大瀧詠一さん、山下達郎さん、 細野晴臣さん、坂本龍一さん、高橋幸宏さん、矢野顕子さん、 矢沢永吉さん、宇崎竜童さん、鈴木慶一さん、大貫妙子さん、 ‥‥など、そうそうたる音楽家たちと組んで、 たくさんの楽曲をCMにのせ、世の中にひろめてきました。 47年間に1760の作品をつくってきた大森さんを、 音楽ライターの田家秀樹さんが取材。 長くスタジオジブリの雑誌「熱風」で行なってきた 連載が完結し、このたび、452ページというボリュームで、 1冊の本にまとめられることになりました。 どこをとっても面白いこの本なのですが、 ここでは、「立ち読み版」として、 「ほぼ日」の読者
東京の桜もそろそろ散り始めました。 早いもので、あっという間に春たけなわです。 何度もお話ししていますが、 この時期の光は、なんとも言えぬほどにキラキラしていて、 まさに写真日和な光。 ぼくも、ファインダーをのぞいているだけでも、 なんとなく、いつもよりもいい写真が撮れそうな気がして、 ちょっとわくわくしてしまいます。 そんな2017年の春ですが、 ぼくは、昨年2度に渡って訪れたサハリンに、 今度はその最北端まで、 流氷が生まれる場所を観たくて、 その氷の海を撮影したくて、 もっともっとたくさんの少数民族の方々にも お会いしたくて、 再び行ってきたりしました。 そうこうしている間に、 この連載も、少し時間が空いてしまいましたが、 春の光とともに再開しますね。 前回は『蟲師』のお話をしましたが、 今回は、皆さんもよくご存じの、世界的なデニムメーカー、 リーバイス社のとっても貴重なデニムを撮影
かつて樋口可南子さんもハマり、糸井重里も挑戦し、 「あみぐるみコンテスト」まで開き、 第1回ホビー産業大賞の東京都知事賞まで頂いてしまった “「ほぼ日」のあみぐるみ”が帰ってきました! もちろん、あみぐるみの総本山、タカモリ・トモコ先生が あみぐるみ好きの男たちを引き連れて! この「男子あみぐるみ部」、 男子といっても、メンバーはおじさんばかり。 そのほとんどが子持ちの所帯持ち。 あみぐるみなんてしてていいんですかおとーさん?! 「いいんだもーん」「なーっ?」って‥‥ 毎週集まってはあみぐるみをつくっているみなさんが あまりに楽しそうなので、不定期に、 部員である山下哲さんにおねがいして、 ここでレポートしてもらうことにしました。 ええっ? 夢はパリで個展だって?
世にカワイイものは星の数ほどあるけれど、 それよりもっとたくさんあってもいいし、まだほしい。 全国のカワイイもの好きさん、お待たせしました。 カワイイもの好きな人(ただし、おじさん部門)を代表して 山下哲さん(ほんとは脚本家)が、 いま以上それ以上カワイイものを 探しにでかけてくれました。 照れを超え、分別を超え、年齢の壁を超え、 カワイイ採集の旅は続くのでありました。 ただし、やっぱり採集先はおじさん中心になるんです。 (おじさん部門だからねー) 大型連休、後半のある日。 よく晴れた休日の、静かな昼下がりのことでした。 東京都大田区に立つ、マンションの3F。 日当たりのよいリビングルームにお邪魔しています。 小池徹さん(46)は、 ピンクのシャツにジーンズという 休日のいでたちで僕を出迎えてくださると、 てれくさそうにほほえみながら 身長約3センチのちいさなマスコットを そっと、みせてく
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